『DELISH KITCHEN』プレミアムサービスが目指す、真の付加価値が提供できるサービスとは

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『DELISH KITCHEN』は、レシピ動画の検索やお気に入り登録など必要なレシピに辿り着くための機能はどれも無料でお使いいただけます。そんな『DELISH KITCHEN』が提供している月額制のプレミアムサービスとは一体どんなサービスなのか?!サービスの立ち上げ時の思いや、サービスのこだわりについて話を聞きました。


森 博昭

DELISH KITCHENカンパニー コンシューマ事業部 プレミアムユーザ企画グループ マネージャー 

グリー株式会社、株式会社リクルートキャリアなど複数のtoC向けプロダクトの企画開発、運営に従事した後2017年9月エブリーに入社。『DELISH KITCHEN』のプレミアムサービス事業立ち上げに参画。

 

小坂 有沙

DELISH KITCHENカンパニー コンシューマ事業部 プレミアムユーザ企画グループ

新卒でユナイテッド株式会社に入社し、ゲーム事業部でアバターゲーム、コミュニティアプリの企画、ディレクションに従事。2020年4月エブリーに入社し、『DELISH KITCHEN』プレミアムサービス事業のプロダクトマネジメントを担当。




より細分化されたユーザー課題に寄り添いたい

ーお二人の普段の業務について教えてください

森:プレミアムユーザー企画グループのマネージャーとして、プレミアムサービス事業全体の戦略と方針を考えて推進する役割を担っています。一方でプロダクトマネージャー(以下、PdM)として、より多くの方に『DELISH KITCHEN』のプレミアムサービスを使っていただくために、ユーザーの課題に寄り添った機能の施策の立案も行っています。

小坂:私は今、PdMとしてプレミアムサービスの会員数を増やすというところに注力しています。『DELISH KITCHEN』のアプリ内でプレミアムサービスの認知を広め、そこからいかにプレミアム会員になってもらえるかというところが一番のミッションですね。デザインや見せ方、そしてLPの効果検証をスピーディーに回すことができる仕組みを作るなどして、会員数やコンバージョンを高めていけるように取り組んでいます。



ープレミアムサービスはいつ頃から、どういった思いで始まったサービスなのでしょうか?

森:『DELISH KITCHEN』は、「食」を通じてユーザーの課題を解決するという理念のもとに開始したサービスです。なかでもプレミアムサービスは、より細分化されたユーザー課題に対して寄り添い、解決の一助となるような価値を提供したいという思いから、2018年3月より提供開始しました。

料理に関しては、それぞれの料理の作り方が分からないというよりも「今日何つくろう?」といった悩みが多く、『DELISH KITCHEN』アプリではサービスを開くと新しいレシピが真っ先に表示される提案型のサービスになっていますよね。

プレミアムサービスでは、そこからさらにもう1段階踏み込んで「毎日”献立”を考えるのが面倒」「何を買えば良いのかわからない」「食材が余ってしまったらどうすれば良いの?」など、日々の献立立案や調理の過程において悩みを抱えているユーザーに向けてサービスを展開しています。

機能ではなくコンテンツの内容で付加価値を提供

ープレミアムサービスではどんなことができるのですか?

小坂:プレミアムサービスは、月額480円で、『DELISH KITCHEN』が提供している全てのサービスを使っていただけるようになります。有料の料理本、雑誌のレシピが動画で見放題になるだけでなく、『DELISH KITCHEN』専属の管理栄養士などの資格を持ったフードスタイリストが考案した「1週間献立」「ダイエット」「ヘルスケア」「ベビママ向け」「時短・作りおき」といったコンテンツも提供しています。

管理栄養士が1週間分の献立をまるごと提案する「1週間献立」では、1つのレシピではなくメインと副菜、汁物まで全て含めて栄養価を計算し献立として提案。「毎日の献立を考えるのが大変」だと感じている方にぴったりです。また、この「1週間献立」には3日に1回の買い物で済むよう買い物リストも付属しています。最近では新型コロナウイルスの流行で自粛期間などもあり、スーパーにいく回数を減らせるという点においてもご好評いただいています。


小坂:さらに、ダイエットのために食事に気をつけている方には「糖質オフ」や「低カロリー」のレシピも見放題です。日々の健康のために食事の栄養バランスを意識している方は、栄養成分表示があるので健康管理も簡単にできます。他にも、妊娠中だったり出産後のケアや子供のための離乳食などに困っている方に向けた「ベビママ」特集など無料で見られるコンテンツよりも、より付加価値の高いコンテンツを提供しています。

ープレミアムサービスのこだわりはどんなところですか?

森:もともと『DELISH KITCHEN』は、プレミアムサービスに限らず全てのレシピを管理栄養士などの「食」のプロが考案〜撮影まで一貫して担当しています。レシピの内容・品質は『DELISH KITCHEN』の強みなので、プレミアムサービスにおいてもそのポリシーは大切にしていますね。

レシピサービスでは、検索機能やお気に入り数など機能面で制限を設け、有料会員になってもらうことで機能制限を開放するサービスが多いと多いと思います。ですが、我々としてはしっかりユーザーに向き合ってコンテンツの中身で価値を提供しています。そこは圧倒的なこだわりですね。


ライフスタイルに合わせて伴走できるサービスへ

ー『DELISH KITCHEN』としても、注力事業の一つになっているプレミアムサービスだと思いますが、今後どのように展開していきたいですか?

森:まずは「1週間献立」をより使ってもらえるようにしていきたいです。コンテンツの数を増やしていくことはもちろんですが、新しい生活様式など社会に今求められていることを把握し、使い方や見せ方など改善し続けることでニーズにしっかり応えられるサービスに育てたいと思っています。プレミアムサービス全体としても、ユーザーのライフステージやライフサイクルの中にある課題に対して寄り添い、コンテンツを提供していきたいですね。

小坂:また、献立と同じくらいダイエットに関しても課題と感じているユーザーが多くいらっしゃいます。ダイエットは一回やっておしまいではなく、1ヶ月、1年と長期的に取り組んでいかなければなりません。永遠のテーマというと大袈裟かもしれませんが長く続けていくものだと思いますので、『DELISH KITCHEN』ならではの機能や提案でその人の生活に伴走できるサービスにしていきたいですね。

森:このプレミアムサービスをいかに伸ばしていくかというところは『DELISH KITCHEN』としても重要になっています。そのためには、PdM、デザイナー、エンジニア、フードスタイリストという役割にとどまらず、一人ひとりが『DELISH KITCHEN』がどういった価値を世の中に提供していくべきか、ユーザーはどんな課題を感じているのかというところを考えて、同じ意識を共有して運営できる組織になっていくことが大事です。マネージャーとしては、そうした組織づくりにも注力していきたいと思います。




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