内定者研修を実施!信頼関係を築き、切磋琢磨しあえる新卒同期を目指して

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2022年度の新卒社員6名の内定が決まりました!先日実施された、新卒採用の内定者向けオンライン研修の目的と内容、そして今後の展望まで人事担当者に聞きました。


浅香 佑実
コーポレート本部 人事部グループ

2018年3月慶應義塾大学を卒業後、メーカーにて人事としてのキャリアをスタート。採用業務をはじめ人事全般に携わる。2020年10月エブリーに入社し、現在は新卒採用、中途採用をメインに担当。

 

広滝 友香
コーポレート本部 人事部グループ

2011年に早稲田大学を卒業後、ブライダル企業にてスタイリストを務める。留学を経て帰国後、台湾ティー専門店の日本立ち上げに参画し、店舗運営から社員教育、オペレーション改善等幅広く経験。結婚・出産後にPR企業にて人事のキャリアをスタートさせ、主に社員研修や人事企画に携わる。2021年6月エブリーに入社し、現在は新卒採用、中途採用、オンボーディングやD&Iの制度・企画を担当。




内定者同士を知って仲を深めてもらいたい

ーエブリーでは現在新卒採用を強化していますよね?

浅香:エブリーでは人材採用において、年齢性別問わず高いスキルをもった方々が事業と会社を牽引していってほしいと考えており、中途採用の強化も行いつつ、さらに新卒採用の強化にも取り組んでいます。今年9月に創立6周年を迎えますが、会社としても大きく成長し、カルチャーやバリューを作っていくフェーズに差し掛かっています。そういった企業文化を体現する役割を担う存在としても新卒採用をより強化していきたいと考えていました。

これまでは長期インターン経由で新卒採用を行っておりましたが、より新卒採用を本格化させるべく、採用イベントへの参加や説明会の実施を通じて、就活生との接点を創出するような取り組みを強化いたしました。その結果、6名がエブリーへのジョインを決断してくれました。


ー内定者研修はどんなことを目指して実施しているのでしょうか?

広滝:内定者同士が新卒同期となる仲間を知り、信頼関係を築けることをゴールとし研修を実施しています。ゼロベースで人間関係を構築するところから社会人生活をスタートさせるよりも、内定者として信頼関係が築けている状態で入社できれば、いち早く仕事にも慣れパフォーマンスを上げることができると考えています。人生において新卒同期という繋がりは1度きりですし、切磋琢磨することもあれば、つまずいた時に支え合えるのも新卒同期だからこそだと思うんですよね。内定者の皆さんにも、そんな仲間との出会いを特別なものにしてほしく、その手助けをできればと思い企画しました。

浅香:また、先輩社員とのコミュニケーションを深めることも目的の1つとしています。入社後も頼れる先輩がいることでご自身の力を発揮しやすくなると思い、今回は新卒1〜2年目の社員にも研修の一部に参加してもらいました。まだまだ不安がある時期かと思いますが、エブリーの雰囲気を少しでも感じ取っていただけていると嬉しいです。


ー同期のメンバーと仲を深めるだけでなく、先輩や社内の雰囲気を知ってもらうことも目的なのですね!入社日である4月までの間、どんな研修を予定していますか?

浅香:来年の4月1日の入社日までに全部で5回(予定)の研修を検討しております。先日実施したのはそのうちの第1回目で、初めての顔合わせの場でもありました。

内定者にとっても会社にとっても安心して入社してもらうために、ビジネスマナーやエブリーの事業を理解してもらえるようにロードマップを作成しました。10月1日に控えている内定式までに事業紹介の場を設けたり、配属が決定するまでに懇親会を設けたりと、いつ何をしたら内定者が安心して入社できるのかを人事内でディスカッションしながら設定しています。

さまざまなバックグラウンドをもつメンバーで議論を深めた研修当日

ー今回の研修の具体的な内容を教えてください!

広滝:今回の内定者研修は、トータル4時間で2つのコンテンツを行いました。まず1つ目は「自己紹介ワーク」です。Jamboardを使って、形に囚われず相手に最大限自分のことを伝えることをゴールにワークしてもらいました。その後全体に発表し、他のメンバーから感想や質問をもらい、さらに深掘りしていきました。

2つ目のコンテンツは、「コンセンサス(合意形成)ゲーム」です。今回はNASAゲームを利用して、チーム毎に与えられた議題に対して時間内に答えを出してもらいました。内定者6名に入社1〜2年目の先輩社員6名が合流し、3チームに分かれて実施しました。


ーコンセンサスゲーム、楽しそうですね!なぜNASAゲームを選んだのですか?

広滝:今回は、議論を行うことでそれぞれの価値観や情報の交換ができるよう、難易度の高いものを選びました。NASAゲームは、参加者が月に不時着した宇宙飛行士という設定で、320km先の母船に向かうために、手元に残った15アイテムのうち重要だと思う物の優先順位を決めるというものです。

このようなコンセンサスゲームには「無人島に行く時に持っていくものの優先順位」のように決まった解答がないものが多いのですが、NASAゲームの場合はNASAが公開している模範解答があります。自分たちが導き出した回答と模範回答の差が明確にわかること、最後にチーム毎の点数を発表して盛り上がることができるという点も選んだ理由ですね。

ー議論は盛り上がりましたか?

浅香:ゲームを進める中でたくさんの議論が生まれ、意見のまとめ方も様々でチーム毎の色が出ていて面白かったですね。例えば、「方位磁石は磁気がない月面では役に立たない」と認識している人もいれば、そうと知らない人もいました。そういった個々人の情報量の差によって議論が生まれ、学びを得ながら最終的にチームとしての意見をまとめていっていましたね。


エブリーに入社してよかったと思ってもらえるように

ー内定者の皆さんからの反応はいかがでしたか?

広滝:研修終了後にアンケートを実施したのですが、コンセンサスゲームに関しては、チームで優先順位を決定するまでに、持っている情報量の差や解釈・価値観の違いを発見できたようでした。議論する中で、1人では想像しなかったアイテムの使い方が出てきたり、他者と議論することの大切さにも気付けたという感想もいただきました。また、議論を重ねた結果、色んなバックグラウンドをもったメンバーと一緒に働けることがより楽しみになったというコメントもあり嬉しかったですね。

<研修終了後のアンケート結果>

  • 自己紹介からすごく面白くて頼もしい同期たちだと感じて、とても心強かったです。
  • 色んなバックグラウンドを持つメンバーが集まってるからこそ、就職するのがより一層楽しみに思えました!
  • コンセンサスゲームにおけるアイテムの利用方法の認識の違いが面白かったです。
  • 先輩社員が積極的に話してくださったので、とても話しやすい雰囲気の中議論をすることができました。4時間とは思えないほど短く感じました。
  • 自分で気づけなかった条件を、チームで議論することで解決できる可能性があり、改めて人と議論する大切さに気づけました。
  • 今後コロナが落ち着けば、同期で話しながら御飯食べる機会があると色々と話せていいなーと感じています。

(一部を抜粋しております。)


ー今後の展望を教えてください!

浅香:新卒同期としての絆が深まった状態で入社日を迎えていただくことを第一の目標に、人事として今後もサポートできればと考えています。アンケート結果でも、同期や先輩社員ともっとコミュニケーションを取る場を設けてほしいという声が多かったように感じました。今回の研修はオンラインでの開催でしたが、コロナの状況を見ながらオフラインでのコミュニケーションの場や、より内定者の方同士が議論し合えるような場を作り、同期意識を高めていただけるようにしていきたいですね。

広滝:数多くある企業の中からエブリーを1社目として選んでいただけることは大変ありがたいことですので、その決断を一緒に”正解”にしていきたいです。内定者の方が4月を迎えた時、そして1年、2年、3年経った時に「エブリーを選んでよかった」「入社してよかった」と思ってもらえるよう全力でサポートしていきます!


 

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