テレビ局出身の『TIMELINE』ディレクターが語る、ネット動画メディアの面白さとは

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現在エブリーで活躍している人に、入社を決めた理由ややりがい、求める人物像などを詳しく深掘りし、求人情報には書かれていない”生の声”をお届けします! 今回は『TIMELINE』のコンテンツディレクターについて、TIMELINEカンパニー メディア企画グループのマネージャーに話を聞きました。


菊地 慧大 

TIMELINEカンパニー サービスグロース部 メディア企画グループ マネージャー 

北海道大学大学院農学院修了後、NHKに新卒入社し、テレビ番組のディレクター業務に従事。2020年7月エブリーに入社し、TIMELINEカンパニーで自社動画メディアのディレクターを経てタレントのYouTubeのディレクターを担当。2022年1月サービスグロース部 メディア企画グループ マネージャーに就任。




映像化しづらい分野を、画で伝える仕事がしたい

ー今までの経歴を教えて下さい!

菊地:幼い頃からアニメやドキュメンタリーなどのテレビ番組をよく見ていたこともあり、映像に興味がありました。大学では映像とは全く関係のない農学部に進んだのですが、当時学んでいた「栄養学」のような分野を、自分が昔から好きだった映像で伝える仕事をしてみたいと思ったんですよね。

また、自分は性格的にいろんなことに興味を持てるタイプなので、オールラウンダーとして働きたいという思いもあり、さまざまなことに触れられるディレクターを目指しテレビ局に入社しました。約6年間在籍し、自ら取材とリポートを行うニュースリポートから始まり、長尺のドキュメンタリー番組や生活情報番組、ネット配信向けの動画や記事制作まで幅広く担当しました。

ーその後エブリーに入社するきっかけは何だったのでしょうか。

菊地:「テレビではない新しいフィールドで活躍してみたい」と思ったのが転職を考えるきっかけでした。ですが、一貫して映像には携わりたいと思っていましたね。それまでは大きな組織で業務が細分化された中で番組制作を行っていたので、次はよりチャレンジできる環境で、事業にも深く関われるようなところで自分を成長させたいと思っていました。

実は『TIMELINE』のこと自体は前職時代にネット配信の担当をしていた時から知っていて、他の動画メディアにはない魅力を感じていたんですよね。ドキュメンタリーや地方創生などの取材をしたり、SNSで配信することを想定してテロップの入れ方を工夫したりなど、こだわって作っているのが伝わりました。そんな中で『TIMELINE』がコンテンツディレクターを募集していることを知り、面接でカンパニー長である山際さんとお話した時に、『TIMELINE』の方向性と自分が目指すところが一致したことと、今までやってきたことが生かせると思い入社を決めました。

自社動画メディアで培った知見を生かしたYouTubeチャンネル運営

ー大企業からベンチャーであるエブリーに入社されましたが、何か大きな違いはありましたか?

菊地:動画の中身や作り方などに関しては特に大きな違いはないですが、制作体制に関しては、違いがあるかなと思います。テレビだと数十人から100人以上の大きな体制で制作することが多いですが、『TIMELINE』では小さなチームで1つのコンテンツを作っていくので、1人のディレクターがコンテンツの細かいところまで責任とこだわりを持って制作することができます。

その責任や裁量があるからこそ、動画の再生数やコメント数を含めたエンゲージメントも配慮して、より良いコンテンツを作ろうとするサイクルが生まれていくのだと思います。どんな表現を行い、どんな映像があればユーザーの興味を維持し見てもらえる動画になるのか、主体的にPDCAを回せる環境だからこそ、コンテンツが育っていくと思っています。

ー入社されてからの業務について教えて下さい!

菊地:入社当初は、ニュース&エンタメ動画メディア『TIMELINE』のディレクターを担当し、タレントのYouTubeチャンネルのディレクターを担当しました。現在はYouTube運営を行うチームと『TIMELINE』のコンテンツ制作を行うチームがある、メディア企画グループのマネージャーを勤めながら、タレントのYouTubeチャンネルのディレクターも担当しています。

ーそれぞれについて詳しく教えて下さい!まず、自社メディアの『TIMELINEでは現在どんなコンテンツを配信しているのでしょうか?

菊地:SNSをプラットフォームとした動画メディアで、「知的好奇心を刺激し、あなたの人生にきっかけを届ける」をテーマに、独自インタビューや密着取材によって取材対象者の思いを綴るショートドキュメンタリー動画を配信しています。SDGsや地方創生など、ライフスタイルに刺激を与えることのできるモノやサービスを紹介するコンテンツをお届けしています。フットワーク軽く新しい情報をすぐに出しながらも、取材対象の声はしっかりと聞くという点は意識して行っていて、内容に合わせて大体3〜5分くらいの尺の動画が多いですね。

ー2020年7月からYouTubeチャンネルのプロデュース事業を開始していますが、TIMELINEカンパニーでYouTubeを運営するからこその強みはどんなところなのでしょうか?

菊地:これまで『TIMELINE』で行ってきたSNSでの動画メディア運営のノウハウを生かして、YouTubeチャンネルプロデュース事業を行っています。動画メディアとして、タレントを起用したコンテンツを配信してきた『TIMELINE』だからこそ、タレント本人に寄り添いそれぞれに合った運営ができると思っています。また、企業との豊富なタイアップ実績やコマースのサービス展開を行ってきたからこその知見を活かし、タレントのブランディングをしながらもマネタイズに繋げていけるということは強みだと思います。

『TIMELINE』を接点に、ユーザーの生活をより豊かに

ー菊地さんは、マネージャーを務めながらYouTubeチャンネルのディレクターも担当されていますが、仕事をする中でどんなことを大切にしていますか?

菊地:「誠実でいること」を大切にしています。これは前職の先輩から言われてから常に意識していることなのですが、取材対象者に対してこちらが誠実な対応をすることで相手も心を開いてくれ、より良いものが撮れると感じています。

今のYouTubeチャンネル運営にも繋がりますが、嘘をつかず誠実に接することで相手が信頼してくれ、大きい仕事に繋がることもあると実感しています。ですが、考えなしに何でも話せばいいということではなくて、しっかりと自分で考えた上で誠実に接することが大事だと思っています。

ー菊地さんは前職から一貫して動画制作に携わっているかと思いますが、『TIMELINE』ならではのやりがいや魅力はどんなところだと思いますか?

菊地:人々のライフスタイルに寄り添ったコンテンツを、動画の内容によって見せ方を考えるなど試行錯誤しながら制作する過程は面白いですね。また、『TIMELINE』はまだまだ新しいメディアです。成長途中のサービスの中で、1人1人が事業に深く関わりながら、幅広い業務に携われることは自分自身を成長させられる環境だと感じています。

また、TIMELINEカンパニーには、テレビ業界やネット業界からきた方など、さまざまなバックグラウンドを持ったメンバーがいます。それぞれアンテナの張り方が違うからこそ色んなアイディアが生まれ、より良いものを作れていると思っています。

ー今後目指していきたいところはどんなところですか?

菊地:『TIMELINE』の動画コンテンツを接点に、ユーザーの生活をより充実させられるような新規サービスの開始を予定しており、その立ち上げにも注力していきたいです。また、制作方法に関しても新しいことを取り入れ、これまでになかった動画制作スキームを構築していき、より面白いものを作っていければと思っています。


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