コンテンツ理解を深めて自身の業務に生かすための、レシピ研修を実施しました!

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先日、23卒新入社員に向けてレシピ研修を実施しました。新卒社員にとっては、配属後久しぶりに集まっての研修。その一部始終をご紹介します!

早期活躍を目指して

はじめまして!People & Communication部の広滝です。
今までも何度か内定者研修に触れてきましたが、入社後も新卒社員の早期活躍を支援できるようさまざまな研修を実施しています。
事業やサービス理解など自身の業務に活きる知識を培うことはもちろん、新卒の先輩社員たちが中心となって企画した、縦・横・斜めの関係構築をサポートするオンボーディング施策も実施されています。

よりコンテンツ理解を深め、自身の業務の糧とするために

エブリーでは、『DELISH KITCHEN』のレシピ作成から公開の過程を通じ、コンテンツ理解を深め自身の業務へ生かすための研修を、新卒社員向けに実施しています。『DELISH KITCHEN』のコンテンツ愛を学ぶ研修は内定者の時にもありましたが、今回は約半日×3日間という時間を使って、実際に自分たちでレシピを考案するところからレシピ公開までの過程を学び、さらに動画制作も行いました。

同期が久しぶりに集まった研修は、和気あいあいとした雰囲気で始まりました。



Day1 「誰でも簡単においしく作れる」ための、徹底したユーザー目線を学ぶ

まずは、レシピ考案に関する流れやルールを学びます。『DELISH KITCHEN』には50,000本以上のレシピがありますが、全て管理栄養士が監修したものです。「誰でも簡単に美味しく作れる」をコンセプトに、考案段階だけでも300以上のルールがあります!

また、コンセプトを実現するために、現代のキッチン環境に合わせた調理器具を使用し、基本的に一般家庭にある調味料を使用しています(地域別の本格的なレシピ等を除く)。さらに、データをもとにお客様のニーズにあったレシピを作成しており、イベントや季節などの検索キーワードと、料理の頻度などで細かく設定された人物像、さらに調理法などの要素を掛け合わせて考案されています。

今回の研修では、このレシピ考案の流れとルールを学んだ後、事前課題をそれぞれが発表し、フードスタイリストからフィードバックをもらいました。

事前課題は、それぞれ与えられたテーマに沿ってレシピを考えてくるというものでした。テーマは、「トマト×主食(麺類)×料理初心者」「なす×副菜×料理面倒×おつまみ」など…それぞれ試行錯誤して考えてきたレシピは、完成までの苦悩も感じられました…!

次に、もらったフィードバックをもとに見た目や味の完成イメージをより鮮明に描き、そのイメージと出来上がりのギャップを埋めていきます。

本当に味は美味しいのか、もっと合う食材はないのか、この食材ならもっと価格が抑えられるのでは、それって本当に「初心者」でも作れるのかな、「初心者」の人は何を難しく感じるんだろう…など、フードスタイリストからは、日々レシピと真摯に向き合っているからこその指摘も。修正を経て、みんなの考えてきたレシピが一段と素敵なものになりました!


Day2 「目線」を意識しながら撮影するテクニックを学ぶ

1日目で考えたレシピを実際に作り、撮影します!撮影に関しても、『DELISH KITCHEN』ではユーザー目線に立ったたくさんのこだわりがあります。調理工程の撮影では、例えばユーザーがスマホの画面をスクロールする動きに合わせて上下する手の動きにしていたり、制作者によって差異が生まれないよう、切る・混ぜるなどの1つ1つの動作にも細かくルールを決めています。

他にもたくさんのこだわりがある中で、撮影しながら調理をするのは実際にやってみると思いの外難しく、悪戦苦闘の様子でした。

工程撮影と並んで重要なのが完成カットの撮影です。ここではテーマとしているコンセプトを動画で表現するために、スタイリングを決めていきます。

「おつまみ」をより連想してもらえるようにビールを合わせてみたり、家族で食卓を囲む様子を表現するためにお皿を並べてみたり…テーマに忠実に、さらにユーザーに美味しそう!作ってみたい!と思ってもらえるレシピにするため、フードスタイリストからアドバイスをもらいながら何度もチャレンジを重ねました。


Day3 料理過程を1分にまとめる!今の時代に支持される短尺動画の秘密を学ぶ

ついに研修最終日!クリエイターの3名を迎えて、2日目に撮影した動画を編集します。ユーザーにとって心地の良い動画を目指して、編集にもルールがたくさんあります。

『DELISH KITCHEN』では、どんなレシピでも1分程に収まるよう編集していますが、よりリアルな工程を見ていただき失敗しないよう、早回しはしません。テロップを入れるタイミングも、一画面に新しい情報が複数入らないよう工夫しています。そんなたくさんのこだわりをクリエイターから教えてもらいながら、ついに動画が完成!最後にみんなの前でお披露目しました。

『DELISH KITCHEN』で実際に公開されている動画に見劣りしない出来に、みんな拍手喝采でした!

学びをアウトプットし、業務に生かす

研修最後のまとめ時間では、研修の目的に立ち返って振り返りをします。

  • ペルソナを強く意識したユースケース想定や魅せ方などのこだわりは、業種を問わず良い物を提供するために重要な要因になると感じた
  • フードスタイリストの方の取り組む姿勢や考える観点を知ることができたので、今後レシピを依頼する際やペルソナ像の解析の参考になると思った
  • 『DELISH KITCHEN』のコアな部分を詳細に知れたことでこれから自分はなんのために何を提供してどうよくしていくことが求められているのかという部分が少し見えた気がした

などなど、『DELISH KITCHEN』がこれまでに培ってきたユーザー目線や撮影ノウハウを学び、それぞれが研修の中に自分の業務へ生かせるポイントを見つけてくれたようでした。

【本研修を担当してくださったフードスタイリストの川村さんから一言】
ここまでコンテンツをこだわって作っているのは、全て使っていただいているユーザーさんのためです。今回培ったユーザー目線は、きっとみなさんの日々の業務にも役に立てることができると思います。ユーザーファーストを常に忘れず、これからも頑張ってください!3日間本当にお疲れ様でした!


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