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【エブリーと振り返る2018年】vol.2 – テレビや新聞を離れ、なぜネット動画の世界へ?ニュース&エンタメ動画メディア、TIMELINEディレクターに聞く

シリーズでお送りしている本連載企画、「エブリーと振り返る2018年」。第2弾は、エブリーのサービスの中でも唯一、男性ユーザーをメインターゲットとする動画メディアTIMELINEのディレクター2名に話を聞きました。それぞれテレビディレクター・新聞記者をしていた2人が、なぜネット動画の世界に転身したのか。TIMELINEでの動画の制作過程を聞きながら、一緒に振り返っていきます。

(写真左から)

TIMELINE ディレクター 鈴木大士
大学卒業後、テレビ番組制作会社に入社。10年以上、TBSテレビの朝の情報番組でADからチーフディレクターまで経験。その後ブライダル企業の映像制作を経て、2017年2月、エブリーに入社。

 

TIMELINE ディレクター 佐脇俊之
大学卒業後、読売新聞東京本社に入社。宮城・福島両県に駐在し震災発災時から被災地報道にあたった。本社では人口減や地方創生をテーマに取材。紙面の見出しやレイアウトを考える部署にも所属した。2018年7月、エブリーに入社。

情報を伝えるために自分ができることを、もっと増やせる環境へ

 

―今日はよろしくお願いします。鈴木さんはテレビ、佐脇さんは新聞にそれぞれ勤務していた過去をお持ちですが、そもそもなぜインターネット動画メディアに転職したのですか?

 

鈴木:1番の理由は、動画制作を全部自分ひとりでやってみたいと思ったからです。もともとテレビのディレクターとして、撮影のディレクションをメインに仕事をしていました。テレビの世界は、ディレクターがカメラマンや編集マンなどに指示を出して制作する分業で成り立っています。その弊害とも言えるのですが、テレビのディレクターって映像のことを意外と分かっていなかったりします。僕自身それに気づいたのが、テレビの仕事を辞め、ブライダル企業の映像部門に転職したときでした。長年続いてきた番組の終焉とともに、テレビ業界の”縛り”みたいなものにも飽きて転職したのですが、結婚式の会社なんてすぐに慣れるだろうという軽い気持ちでいました。ですが、そこで直面したのがテレビで見てきた映像との違いです。わかりやすく言えば、いかに印象的な映像を撮るか、そしてテレビにはない構図や奥行き感をどう出すかというテクニカルな課題にぶち当たりました。映像そのもののインパクトで勝負するブライダル業界は、ナレーションやテロップなど編集ありきの動画制作が主流のテレビとは全く違う世界でした。そんな経験から、ひとりで撮影・編集ができるようになって、さらにその技術を活かしより多くの人に見てもらう動画を作るためには、インターネット動画の世界がベストだと思いエブリーに転職しました。

佐脇:僕は主に2点理由があって、1つは、紙媒体に固執していたら「取り残されるのではないか」との危機感を持ったからです。言うまでもなく、現在は若者を中心に新聞離れが進んでいます。同年代の友人に聞いてみても、紙の新聞を購読している人はあまり多く見かけません。みんなインターネットでニュースサイトにアクセスしています。新聞業界でもウェブ上に情報を発信しているものの、紙を重視する傾向がいまだに強いです。そして2つ目の理由は、いろんな手段で情報を伝えられるようになりたいと思ったからです。特に「映像」と「ウェブ」に強くなりたいと思いました。これまで新聞社で、文字と写真だけを使って表現していたものが、動きのある映像を使えば生まれるリアリティーも格段に違います。そして紙からウェブに変われば、時間に関係なく、瞬時に世界中に情報を届けられます。両方を同時に満たす成長の場所を探していたときに、TIMELINEというウェブ上にニュースを発信する動画メディアに出会い、今年7月から一員に加わりました。

 

―なるほど。実際には仕事上で、どんな変化を感じますか?

 

鈴木:スマホというデバイスに合わせた動画作りをするようにしています。TIMELINEはFacebook、TwitterなどSNSを使用した拡散型メディアなので、自動再生された時にいかに興味関心を惹きつける映像を提供できるか、この点に注力しています。またナレーションをつけていないので、インタビューの場合はいかに取材対象者にわかりやすく話してもらえるかを考えたり、テロップを工夫したり。そのあたりは試行錯誤を重ねていますね。

佐脇:それぞれの動画で、再生や”いいね!”の数、コメントなど視聴者の反応が目に見えるのは大きな違いです。新聞記者時代は、自分が書いた記事がどれだけの人に読まれたかが全くわかりませんでした。読者全員が自分の記事を読んでくれるわけではありません。一方現在は、発信した情報にアクセスしてくれた視聴者数がダイレクトに伝わってくるのは楽しみですが、「反応がなかったらどうしよう」とソワソワすることもあります。また、取材の仕方も大きな変化があります。映像は取材相手の表情や口調などから”温度”が伝わるメディアだと感じますね。編集し、テロップで説明を補いますが、基本的には取材相手のありのままの姿が映し出されます。新聞と比べて動画取材だと、取材相手もカメラを意識して少し緊張してしまったり、言い直したり…。同じ取材時間でも、やりとりできる数が少なくなったなと感じます。いかに限られた時間で印象的な言葉、必要な情報を引き出せるか、といった点は前職以上に意識するようになりました。

 

視聴者が”見える”メディア?スマホを通じ情報が拡散する醍醐味とは

 

―ありがとうございます。では実際に2018年はTIMELINEでどんな動画コンテンツを作ったか、印象的だった動画を実際に見ながら、振り返っていきたいと思います!

 

鈴木:2018年は、1年を通してスポーツの話題がすごく多かったのではないかなと思います。平昌オリンピックにサッカーW杯に甲子園の金足農業旋風。TIMELINEでも、スポーツの新しい取り組みやスポーツビジネスなどを取材しています。取材したなかで印象的だったのが、BBCスカイホークスという野球のクラブチームです。このチームは、何らかの理由で高校の野球部を辞めてしまった球児たちが、もう一度野球の道を目指すべく、元プロ野球選手の指導を受けながら奮闘しているクラブです。甲子園を目指せなくなってしまっても、夢であるプロ野球選手を目指し諦めない気持ちが伝わってくる、まさに「青春」でした。この動画はTIMELINEの視聴者にも共感していただけたと思っています。男性はスポーツの話題が好きな人が多いですので、これからも制作していきたいと思っています。

 

 

佐脇:僕は、”3万円でも売れる売れる Joseph Josephの圧縮ゴミ箱”という動画が印象に残っています。再生数が14万回と、今年僕が取り上げた内容で一番数字が伸びた動画です。3万円もするゴミ箱がなぜ売れているかは、皆さんも気になるのではないでしょうか。僕も率直に興味がありました。ゴミを一瞬にして潰すという映像のインパクトと相まって、多くの方に観ていただけたと分析しています。文字や写真では説明しきれないことが、ほんの数秒の映像だけで遥かにわかりやすく伝えられる、そんな映像の力を感じました。皆さんが身近に感じる疑問や旬の話題を取り上げ、映像だからこそ効果を発揮する情報を発信していくことが大事だと勉強になりました。あとは、”ゴミ箱なのに3万円”などと言った意外性があるということも、制作のポイントになるかもしれません。

 

 

ーこれまでインタビューをしてきたなかで、取材対象の人からはどんなフィードバックをもらいますか?

 

鈴木:インタビューを丁寧にすることで、取材させてもらった人とは仲良くなっちゃうことが多いですね。”この人もこんな面白いことやってるから今度取材してよ!”と取材先を紹介されることもありました(笑)。取材対象者の方ご自身が、Facebook上で動画をシェアしてくれて、動画を褒めてくれるようなコメントをしてくれていた時などはすごく嬉しかったですね。そのシェアした投稿に、その方と繋がっている方々からのコメントが集まっているのも見えるので。こういう形で視聴者が見えるというのは、今までのメディアでは成し得なかったことでもあるので、貴重な体験でした。

 

「単純に見て面白い」「他の人に教えたくなる」動画を日々届ける

 

―来年はどんな展開を予定していますか?

 

佐脇:現在はテクノロジー、ビジネス 、ライフスタイル、ポップカルチャー、スポーツいう5つのテーマを取材の柱に据えています。動画の中でテーマに合わせたロゴを入れていて、各テーマでコアファンを増やす取り組みを強化していきます。今度はどんな動画が出てくるのか楽しみ!と期待してもらえるメディアになりたいです。TIMELINEの動画を見ることが皆さんの生活習慣の一つになるようなメディアを目指していきたいですね。

鈴木:それぞれの番組を充実させて、見てよかったな、知ることができてよかったなと思ってもらう動画コンテンツをより多く作っていきたいです。テレビ・新聞とTIMELINEとで大きく違うことは、見ている人自身がいいなと思った動画コンテンツを、簡単にシェアできるという点です。”これはぜひ友達にも見てもらいたい!”という気持ちを誘発させることで、TIMELINEの動画自体が拡散していくと思うので。誰もが馴染み深いモノ・コトを扱いつつも、映像にインパクトを持たせて惹きつけ、単純に見て面白い!と思える動画を来年も多くの人に届けていきたいです。

 
 
 

次回は、DELISH KITCHENのサービスを支える若手エンジニアのインタビュー記事をお届けします。お楽しみに!

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