「少しでも育児が楽になるお手伝いができれば」MAMADAYSメディア企画の担当者が目指す、妥協のないコンテンツづくり

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管理栄養士や看護師、保育士など資格を持ったメンバーが在籍しているMAMADAYS。プロフェッショナルなメンバーはどんなコンテンツに関わり、普段どんな業務をしているのかご紹介します。


野津 結希

ライフスタイルカンパニー MAMADAYS事業部 メディア企画グループ リーダー

2009年よりテレビ局にてディレクターとして番組の企画・制作を経験。5年に渡り、朝の情報番組のディレクターで番組制作と、女性向けの番組を多数制作。その後2018年エブリーに入社し、MAMADAYSの動画コンテンツ全体の企画とMAMADAYS全体のコンテンツの品質管理業務に従事。メディアポリシーチームを立ち上げ、MAMADAYSのポリシーの策定も行う。

 

岡嵜 友子

ライフスタイルカンパニー MAMADAYS事業部 メディア企画グループ

大学で栄養学を専攻後、管理栄養士免許を取得。大学卒業後に保育園に管理栄養士として就職し、約4年間勤務。主に離乳食・幼児食の調理や献立作成、発注等の栄養士業務を行い、給食だより・調理保育なども経験。その後2018年8月エブリーに入社し、MAMADAYSの離乳食コンテンツの企画撮影やレシピ開発等を行う。





管理栄養士・看護師・保育士、それぞれの専門性を生かしたコンテンツづくり

ー現在の業務を教えてください!

野津:私は、MAMADAYSのメディア企画グループの中で、SNS Growthチームに所属していて、配信するコンテンツの企画から配信まで、内容のチェックやリスク管理をしています。MAMADAYSが扱うコンテンツはとても幅広いのですが、その中でもユーザーニーズの高い離乳食のコンテンツを岡嵜さんにご担当いただいています。

岡嵜:私は大学卒業後は保育園で管理栄養士として勤務し、子どもたちのアレルギーなどもすべてヒアリングして献立作成を行っていました。そうした保育園での経験を生かして、現在は多くのお子さんに喜んでもらえる離乳食や幼児食のレシピを企画。動画の撮影まで全て担当しています。

 

ーエブリーでは、有資格者による監修コンテンツというものを大切にしていますよね。DELISH KITCHENだけでなく、MAMADAYSでもそういったメンバーが実際にコンテンツづくりをしているんですね!

野津:MAMADAYSは2016年からSNSでサービスを開始していますが、当初から実際に子育てしているママ社員がコンテンツ制作を行ってきました。より信頼性のある情報をお届けしたいと、看護師や保育士、管理栄養士など資格を持ったメンバーも積極的に採用し、現在はそれぞれの専門領域を生かしてコンテンツづくりをしています。

2019年は相次いでWEB、アプリ、ECとサービス展開を進めてきました。社内体制に加えて、社外からも医師やファイナンシャルプランナーなどに監修を依頼し、信頼できるコンテンツ作りに着手しています。

忙しい育児の合間でも、親子そろって楽しめるレシピ提案を

ー普段のコンテンツづくりについて伺っていきたいのですが、管理栄養士としてどのようなコンテンツに関わっているんですか?

岡嵜:私が担当しているのは、主に離乳食や日々の献立に役立つようなレシピ、調理グッズなどの商品紹介です。

離乳食レシピについては、食材×月齢別で網羅的にレシピを作成しています。具体的には、MAMADAYSでは月齢をゴックン期・モグモグ期・カミカミ期、パクパク期と分類していて、一つ一つの食材をそれぞれの月齢ごとにレシピ化しています。また、大人の食事を作る過程で離乳食の分も並行して作ることができる「取り分けレシピ」、手づかみなどができるようになったら「手づかみレシピ」や「おやつレシピ」なども制作していて、親子で食事を楽しんでもらえるようなレシピ提案を心がけています。最近では1回分のレシピだけでなく、モグモグ期からは朝夕の2回食べるようになりますので、1日単位での献立レシピも企画しました。

さらに、日本食品衛生協会の先生方に監修して頂き、食中毒を予防するお弁当の詰め方をコンテンツ化したこともあります。外部のプロフェッショナルな方たちからの監修体制も整え、安心して使っていただけるコンテンツづくりを徹底しています。

(参考:https://mamadays.tv/articles/188 


ー動画だと、ちょっとしたコツも分かりやすいですね!

岡嵜:そうですね。赤ちゃんは、成長に応じて食べられる食材も増えていきますし、月齢によって食材の形態もどんどん変わっていきます。初めて離乳食を作られるママたちにとっては、”すりつぶす”と言われてもどれくらいの状態なのか文章で説明されても悩んでしまうところです。こういったポイントは動画で見れば一目瞭然ですので、大きさや柔らかさはしっかり説明し、調理法についてもどんなご家庭でも再現しやすい方法で行うよう気をつけています。

 

ー妊娠期や授乳中のママ向けコンテンツも担当されているんですよね?

岡嵜:はい。離乳食レシピとは別に、管理栄養士としての観点を生かして、ママ向けに時短で簡単に作れるレシピや節約レシピの提案、また便利な調理グッズの紹介もしています。妊娠中や授乳中は避けた方がいい食材もありますので、レシピ紹介だけでなくしっかり注意喚起も合わせて行うようにしています。

グッズは100円ショップを巡ったり、レシピも様々な文献からSNSまで目を通すなど、日々研究ですね。スピーディーかつ節約できてしかも栄養バランスもとれている、こういったニーズの高いコンテンツも、日常生活の中で取り入れやすく再現性が高いものにどんどん進化させていきたいです。

妥協のないコンテンツづくりで、メディアとしての信頼性を上げていきたい

ー最近では、テレビ東京の赤ちゃん向け番組「シナぷしゅ(2019年12月16日(月)~20日(金)放送)」とコラボレーションされていましたね?

野津:はい。ユーザーから人気の離乳食の動画コンテンツをもとに、「マンマタイム」のコーナーにて、赤ちゃんがおいしく食べられるごはんの調理工程を日替わりでお届けしました。忙しいママにも簡単に作れるよう配慮しているので、親子で番組を楽しんだあとはMAMADAYSで配信される動画で工程を確認しながら、ご家庭で実際にお子さんに作ってもらえていたら嬉しいですね。

赤ちゃんも毎日いろんなごはんを口にしますが、どのように料理が作られているかを自分の目で見ることはできません。MAMADAYSが提供する作り手の目線に近い動画コンテンツを見ることで、赤ちゃん自身が料理作りを疑似体験することができるので、より食べることに興味をもったり楽しんでくれる、といった狙いもありました。

>「シナぷしゅ」についてはこちら

 

ーなるほど!ママ・パパたちへのレシピ提案だけでなく、赤ちゃんにとってもいい効果があるんですね。離乳食コンテンツにはどんな工夫をしているのでしょうか?

岡嵜:行事やイベントのときには離乳食の赤ちゃんでも楽しんでもらえるようなレシピを考えています。冬の時期には、サンタやリース、雪だるまや鏡餅などをモチーフにした離乳食プレートなどを企画しました。

離乳食の赤ちゃんは月齢に合った柔らかさや形態、味付けも重要ですが、彩りなどの見た目も意外と大切です。私が保育園で働いていた時には、緑色の野菜はどの食材も食べてくれないといったケースもありました。ユーザーのママたちからも野菜を食べてくれないといったコメントは多く寄せられるので、お子さんに楽しんで食べてもらえるような見た目にも気をつけていますね。

https://www.facebook.com/MAMADAYS/videos/438900953731081/

(参考:https://mamadays.tv/articles/2350)

岡嵜:他にも、アレルギーに関するお問い合わせは多くいただきます。乳、卵などはアレルギーのあるお子様が多くいらっしゃいますので、使用しないレシピを作るよう心がけています。また、その他の食材についても常に代替食材がないかは考えて作っていますね。こういったお客様の声も全てに目を通すようにしていて、新たなコンテンツづくりに生かしています。

ーこれから、サービスをもっと成長させていくためにもどのようなことに取り組んでいきたいですか?

岡嵜:今取り組んでいる献立コンテンツは、それぞれの月齢に合わせて組み合わせが様々できるので今後も強化していきたいと思っています。見せ方についても、”赤ちゃんが喜びそう”、”やってみたい!”と思ってもらえるよう常に新しいかたちを模索して、少しでも子育てを楽しんでもらうお手伝いができれば嬉しいです。

また、離乳食に限らず、幼児食や大人との取り分けレシピなどにも力を入れていきたいです。動画だけでなく、画像投稿やWEB・アプリの記事との連携など展開の方法が色々あるので、メンバーみんなで協力しながらママ・パパたちに最適なコンテンツを提供できるよう挑戦していきたいと思います。


野津:妊娠・出産・赤ちゃんの子育ては人生の中でも一大イベント。分からないことだらけの中で少しでも育児が楽になるようなお手伝いをしたいと思っています。その中でコンテンツの質が高いこと、安心できることは必須です。今後もプロ監修のコンテンツを安定して発信できるよう社内体制の構築は注力していきたいです。

加えて、医療従事者の先生方にお会いして監修を依頼したり、エビデンスの調査やメディアポリシーの策定を行ったり、社外からも信頼できるコンテンツのための体制構築を行っています。WEBメディアから発信される出産・育児に関する情報は、信用できないというイメージをお持ちの方が多いと感じていて、私はそれを「MAMADAYSによって変えていきたい!」と思っています。まだまだ運営体制も完璧というわけではなく、ユーザーの皆様からご指摘をいただくこともありますが、一つひとつ真摯に対応しコンテンツ制作の体制強化につなげていきたいと思います。安心・信頼できるMAMADAYSという認知をもっと広げ、子育てで不安を抱えるママ・パパのサポートをしていきたいですね。

 

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