【フードスタイリストシリーズ】リーダーとしてメンバーひとりひとりと誠実に向き合い、ユーザーに寄り添ったサービスを作りたい

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DELISH KITCHENの全レシピは、「食」のプロである管理栄養士などの資格を持ったスタッフの手で作られたものです。ユーザーの皆さまにも、お伝えしていくことでサービスの安心感や信頼性を高めていきたいという思いから、レシピ考案者の情報が公開されるようになりました。サービスのコアとも言えるレシピを支えている彼女たちの思いとはーー「DELISH KITCHEN フードスタイリストシリーズ」として紐解いていきます。


川村 みちこ

DELISH KITCHENカンパニー ユーザーグロース部 メディア企画グループ

料理教室で講師をしつつ、フードコーディネーターの専門学校に通い、スタイリングや商品開発について学ぶ。 卒業後、同教室の商品開発部へ異動し、全国の教室で行われるレッスンのメニュー開発や、各企業とのタイアップレシピの開発を経験。その後2017年7月エブリーに入社し、DELISH KITCHENのフードスタイリストとして従事。




一生続けるならやっぱり「食」に関わる仕事がしたかった

ー川村さんは、料理とは関係のない会社にお勤めだったこともあったと伺いましたが、なぜそこからフードコーディネーターを目指されたんですか?

川村:そうですね。小さい頃から料理をすることは好きで、大学卒業後もレストランに就職したのですが、その後料理とは関係のない仕事をしていた時期もあります。しかし、30歳を目前に控え、「一生続けたい仕事は何だろう」と真剣に考えたことがあったんです。さまざまな選択肢がありましたが、やはり大好きな「食」に関連する仕事をしたいと思い、まず料理教室の講師に転職しました。料理を教えることはとても楽しかったのですが、いつかは企業で「商品開発をする」ことを目標としていたので、まずは原点に戻って料理の基本知識やスタイリングを勉強するべく働きながらフードコーディネーターの専門学校にも通ってました。

ー働きながら学校に通われていたんですね!

川村:はい。当時まだ「食」に関するキャリアのなかった私にとって、商品開発をするという夢を実現するためには、やらなければいけないことがたくさんありました。社会人になってから本格的な勉強を始めたこともあり、やれることには積極的に挑戦するようにしていましたね。

ー卒業後はどうされたんですか?

川村:ちょうど学校を卒業したタイミングで、料理教室の本社が商品開発の部署の社内公募を実施していたんです。卒業の際に制作した課題を片手に応募をし、見事異動が叶いました!当時一番の目標だった商品開発に携わることができ、レッスン用のレシピ開発やレシピブックの企画などを行っていました。

その後しばらくしてから、SNSでレシピ動画を見かけるようになり、それまでは誌面などの静止画をメインに開発していたので、動画でこんな見せ方があるのかと衝撃を受けました。新しいことをやってみたい、レシピ動画に挑戦したいという気持ちが強くなり、DELISH KITCHENの求人に応募しました。

ユーザーと真摯に向き合えるフードスタイリストであるために

ーDELISH KITCHENではどんな業務をされていますか?

川村:DELISH KITCHENにジョインしてからは、フードスタイリストとしてレシピ開発をしてきました。かなりのスピード感でレシピを書き起こし、動画撮影やスタイリングまで一人でこなすのは大変でしたが、家庭に根ざした料理を提案できるこの仕事にとてもやりがいを感じています。

現在は、メディア企画グループでWEBコンテンツのチームとプレミアムレシピのチームのリーダーをしています。メンバーのマネジメントに加えて、自分のチームの見解やどのような対応が可能か判断したり、チームの窓口として各部門と調整することが多いです。マネジメントやディレクションをする立場の仕事は、今回が初めてで慣れないことばかりですが、リーダーになって考え方が変わったなと思います。今までは指示されたことに対して矛盾を感じて自分の中で葛藤することもありましたが、リーダーになり様々な部門や経営陣の話を聞いていると会社の全体像が見えるようになり、自分やチームが何をすべきか役割を考えるようになりましたね。


ーフードスタイリストとしては、どんなことを大事にしていますか?

川村:ユーザーあってのDELISH KITCHENですので、レシピ動画を見て料理を作ってくれる人に寄り添ったレシピ開発を大事にしています。日々、ユーザーからたくさんコメントやお問い合わせをいただきますが、「失敗してしまった」というお問い合わせが来ることもあります。ユーザーの方がなぜ失敗してしまったか、原因を分析してお戻しするのは簡単ですが、自分が考案したレシピの改善できるポイントはどこなのか真摯に向き合えることがDELISH KITCHENのフードスタイリストとして必要な要素だと思います。

レシピ動画は、文章で説明されるより分かりやすい反面、ごまかしが利きません。混ぜ方ひとつでも正しく伝わらなければお菓子作りは失敗してしまいますし、ポイントとして伝えなければいけないことをユーザーが動画を見て理解できなければ意味がありません。ユーザーに寄り添ったレシピ開発をすることが何よりも大切なことだと思うので、フードスタイリストのメンバー全員でより”誰でも簡単に美味しく作れるレシピ”の開発ができるよう、リーダーとしても頑張っていきたいです。

会社とメンバーの架け橋になりたい

ー現在はリーダーとしてディレクションする立場ですが、川村さん自身の得意なお料理は何ですか?

川村:見た目にインパクトがあったり、意外な食材を組み合わせるようなアイディア料理が得意です。SNSを担当していた時に考案した、「板チョコケーキ」は再生数が多く好評でした。ホットケーキミックスで作るとても簡単なチョコレートケーキなのですが、インパクトを強くするためにそのまま板チョコをのせて作ってみました。板チョコはオーブンなどで焼いても形が残るので、こうやって少し工夫して料理に取り入れると、家庭でも話題になりますよね。

https://delishkitchen.tv/recipes/192841387417272742

川村:他にも、「ちくわの梅チーズ揚げ」は、ちくわの中にカリカリ梅を入れているので食感が楽しく、梅とチーズの相性も抜群でお酒にぴったりなレシピです。実は、個人的にビール検定を取得する程ビールが好きで、こういった創作おつまみを作るのも好きです。

https://delishkitchen.tv/recipes/225435739809121299

>その他、川村さんが考案したおすすめレシピはこちらのページから

川村:ゆくゆくは、ビール検定で得た知識も生かしながらビールと料理をマリアージュさせたり、ビールと個人をマッチングさせられるようなサービスをやってみたいなと思っています。最近はクラフトビールなどもたくさん増えて盛り上がっているので、その人の好みに合わせたおすすめのビールを紹介したり、そのビールに合うお料理を紹介して業界自体を盛り上げることに貢献できたら嬉しいなと思っています。

ーDELISH KITCHENでの今後の展望も聞かせてください!

川村:DELISH KITCHENは、サービスを通してユーザーが抱える料理の課題を解決することを目指しています。「食」のプロとして、自分本位のレシピを作るのではなく、困っている人を助けられるようなレシピを作ることに責任を持って取り組んでいきたいです。チームリーダーとして、こうしたDELISH KITCHENの方向性や思いをメンバーにしっかり伝え、全員が理解し、同じ意識を持って取り組めるようなチームにしていきたいですね。

また、私は今までフードスタイリストとしてレシピ企画をしてきましたので、メンバーみんなの気持ちもわかります。メンバーのやりたいことや専門性と業務をマッチングさせ、より成長できるようにサポートをしていきたいです。橋渡し役として伝える役割を担い、会社とメンバーの成長に貢献していきたいと思います。


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