クオリティの高い動画でユーザーからの支持を獲得!行動を変えるきっかけを作る男性向け動画メディア『TIMELINE』

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2020年度上半期社員総会でプロジェクト賞を受賞したTIMELINE!業界では、難しいと言われている男性向けの動画メディアですが、その成功の秘訣はどこにあるのか、担当者に話を聞きました。


山際 健太

ライフスタイルカンパニー TIMELINE事業部 部長

2014年に大学院を終了後、知育アプリベンチャーに新卒第1号で入社。ディレクターやアプリ開発事業部長を経て、2017年3月にエブリーに入社。ディレクターとしてタレントのインタビューや密着取材を中心に動画制作に従事。現在はTIMELINE事業部の部長として、戦略策定や事業開発を行う。

 

丸山 聡一郎

ライフスタイルカンパニー TIMELINE事業部 マーケティングソリューションズグループ リーダー

2006年より地方テレビ局にて広告営業、営業企画を経験。2015年より、エンターテインメント系企業にて動画・音楽配信サービスの事業企画、ビジネスアライアンス等を担当。2018年にエブリーに入社。現在はTIMELINE事業部マーケティングソリューションズグループのリーダーとして、広告主企業の獲得や代理店の販路拡大に従事。




ビジネスモデルの転換から広告事業の拡大まで

ーまずはTIMELINEについて教えてください!TIMELINEはエブリーで唯一の男性向けメディアですよね。

山際:はい、そうですね。TIMELINEは、「知的好奇心を刺激し、あなたの人生にきっかけを届ける」がミッションのニュース&エンタメ動画メディアです。「テクノロジー」「ビジネス」「スポーツ」「ポップカルチャー」「ライフスタイル」の5つのジャンルで、独自インタビューや密着取材で綴るショートドキュメンタリー動画を配信しています。

ーTIMELINE事業部は昨年の12月に行われた2020年度上半期社員総会で優秀賞を受賞されましたが、前回の2019年度下半期社員総会でも、広告事業立ち上げプロジェクトとして同じ賞を受賞されていました。ここで大きなビジネスモデルの変更を行ったんですよね?

山際:はい。TIMELINEは動画メディアであり、動画制作チームでもあります。2018年は複数の大手インターネットプラットフォームと提携し、スマホに最適なユーザー参加型ライブ番組の受託制作で大きな売上を上げることができました。当時、視聴者参加型のバラエティ番組やクイズ番組が台頭してきた頃で、そういった番組をよく制作していました。

それと同時に、メディアとして独自の番組を育てていくべきだと考え、制作を内製する体制に投資をしてきました。2018年以降は先ほど紹介したようなジャンルごとにコンセプトのある番組制作を進め、広告事業を始めました。ある程度番組が出来上がってきた2018年12月から丸山さんにTIMELINEにジョインしていただき、タイアップ案件の獲得に集中的に取り組んでもらいました。徐々に案件も増えていき、シリーズものの大型案件も獲得できるようになっていきました。

ー丸山さんはテレビ局に勤務していた経験もありますが、どうしてインターネット動画メディアに転職されたんですか?

丸山:テレビ局の次に入ったエンターテインメント系企業で、動画や音楽のサブスクリプションサービスの事業開発を経験したのですが、元々がテレビ局の広告営業畑にいたので、土地勘のある広告メディアの領域で、これからのスタンダードになるメディアを創ってみたいと思いました。また、よりスピード感があって、事業が大きく動いていく環境に身を置いてみたいなという思いもありました。

 

ー丸山さんの入社後半年間で広告事業が立ち上がり、予算目標を達成されるわけですが、どのようにして拡大させていったのでしょうか?

丸山:最初は、実績も関係値もない中で手探りでした。どういったクライアントならTIMELINEを好きになってもらえるか、実績が出せそうか仮説を立てながら進めていきました。代理店はもちろんですが、他メディアに紹介してもらいながらお取引先を一つひとつ増やしていきました。

当時はプレッシャーもあって…辛くて思い出したくないんですが(笑)、でもここまで実績を積み上げられたのはメディアのコンセプトやターゲットが明確なことと、本当にTIMELINEの動画のクオリティが高いことが大きいですね。クライアント企業にとって、商品のブランドイメージや価値観をターゲットに届けるには、「共感」を生むストーリーと視聴してもらうための動画としてのクオリティが欠かせません。それを実現できるメンバーがTIMELINEには揃っていますので、営業していても心強いです。

また、WEBメディアのいいところの一つは、制作した動画を自社のホームページやオウンドメディア、SNSなどに二次利用できることです。クオリティの高い動画だからこそ、ここも喜んでいただいているポイントですね。

行動を変えるきっかけを作るメディアTIMELINE

ーTIMELINEはエブリーで運営している他のメディアに比べて長尺ですよね。

山際:はい。「知的好奇心を刺激し、あなたの人生にきっかけを届ける」というミッションを実現するために、想いを持って自らの道を生きる人物のストーリーを伝える動画を作っています。取材対象者の想いをしっかり伝え、SNSでも最後まで見てもらえる尺のバランスを考え、3〜5分の動画をメインに制作しています。Youtubeは長い動画もしっかり見てもらえるので、10分くらいの長尺のものもありますね。配信するプラットフォームや番組の視聴者層に合わせて、動画の尺やフォーマットを最適化しています。

例えば「表現者の素顔」という番組はタレントのインタビューや密着取材が中心なので、視聴者層が若くTwitterで拡散されやすい傾向があります。若い人が見ることを意識してタテ型のフォーマットで画面を分割したり、カット割りを多くしたりして、情報量の多い飽きさせない動画を意識して作っています。


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ーユーザーからのコメントなども見ていますか?

山際:もちろん、見ています。シェアや長文でコメントがつくかどうかはコンテンツの評価の一つにしています。以前、手作りのコーラを作って販売している方を取材した動画では、ユーザーからの反響も大きく「コーラが身体にいいものだなんて知らなかった」「この週末に、飲みにいきます!」といったコメントが多数寄せられれました。実際にお店に足を運んでくださるお客様もいて、動画がきっかけでユーザーの実際の行動に繋がったときは、TIMELINEのミッションを実現できているなと感じますね。また、こういったコメントから、この人のイベントを開催したら集客があるのでは?この商品を販売するお手伝いができないか?など新たな事業展開のヒントにしていたりします。


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男性向け動画メディアNo.1としての挑戦

ー広告事業が拡大する中で感じる変化はありますか?SNSフォロワー数も男性向け動画メディアでNo.1になりましたよね!

山際:ありがとうございます!今までもずっと”いいコンテンツを作っている”という自負はありました。そこがクライアントからもユーザーからも受け入れられ、売上やSNSのフォロワー数など、数値にも現れてきて本当に嬉しいですね。

また、この半年はリーダーを意識的に増やし、僕自身は今後の成長戦略をどう描くかというところに時間を割けるよう組織化してきました。目標を達成し続けてきたので、チーム全体が結果を出していくということに全力でコミットできるチームになってきたなと思います。

丸山:単発の案件だけでなく、シリーズとして広告案件を受注できるようになってきましたね。先ほどの話にもありましたが、ユーザーの実際の行動に結びついているという点は、クライアントからも評価していただいているポイントの一つです。メディアとしての価値を認知してもらえるようになってきたなと感じています。

ー最後に、今後の目標は?どのようなことに積極的に取り組んでいきたいですか?

山際:今までメディアとして番組の制作力を磨いてきたことによって、広告がつくようになり、事業として安定してきました。僕自身は、ここから先もう一つ事業の成長角度を上げていくことに集中したいと思っています。

これまで取材を通して人々のストーリーを伝えることによって、先ほどの手作りのコーラのように購買につながったり、他にもTIMELINEのタイアップ動画や有料イベントに出演していただいた方などがいます。結果的に取材対象者のビジネス拡大を支援することができてきているなと感じています。TIMELINEの「知的好奇心を刺激し、あなたの人生にきっかけを届ける」というミッションを軸に、個人のメディア化を支援する事業やコマース事業にも挑戦していきたいですね。

丸山:僕自身としては今までも今もメディアにいて、制作をやりたいという気持ちがあるんです。自分で番組の企画をして、その世界観に賛同してくれるスポンサーさんを付けられるようになるといいなと思っています。タイアップ動画ももちろんいいんですが、クライアントの情報だけを発信する動画ではなく、一社提供の番組を立ち上げよりTIMELINEにフィットする形を模索していきたいです。

また、営業としては一つひとつの案件の精度を高めつつ、同時に数値で管理して生産性を上げていくことに取り組んでいきたいと思います。ただ、メディアはやはりものづくり。それが一つ一つ集まることでメディアになっていきます。コンテンツ愛を持って、TIMELINEの世界観に共感してくれる仲間と一緒に事業拡大に挑戦していきたいですね。

 

※ 2019年12月時点でのSNS(Facebook,Twitter,Youtebe,Instagram,LINE)フォロワー数の合計

 


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