ディレクターとエンジニアの架け橋としてサービスグロースに貢献する。フリーランスも経験したベテランエンジニアが『MAMADAYS』で目指す新たな姿

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2020年度上半期社員総会で個人賞を受賞した『MAMADAYS』の渋谷 正徳。スピードもクオリティも求められる開発の現場で、どのようにしてMAMADAYSが出来上がっていったのか、担当者に話を聞きました。


(写真左から)

齊藤 秀治

開発本部 MAMADAYS開発部 部長 

2007年10月グリー株式会社に入社し、エンジニアマネージャとして内製ソーシャルゲーム開発やキュレーションメディアの開発に従事。2015年5月、EdTechスタートアップ企業にCTO兼開発部長として参画。2018年4月に株式会社エブリーに入社し、CHECK、MAMADAYSのアプリ立ち上げに従事。2020年1月より開発本部MAMADAYS開発部部長に就任。

 

渋谷 正徳

開発本部 MAMADAYS開発部 サービス開発グループ リーダー 

2社を経て、2010年からiOSアプリエンジニアとしてフリーランスで活動。100万ダウンロードを超えるアプリを開発。2015年3月、EdTechスタートアップ企業に入社し、学習管理アプリの開発に携わる。2018年5月、株式会社エブリーに入社。iOSアプリエンジニアとしてCHECK、2019年7月からMAMADAYSのアプリ立ち上げに従事。




包括的な開発サポートでサービスに積極的に関わる

ー現在の業務を教えてください!

齊藤:エブリーでは最近組織体系が変わり、エンジニアが所属する開発本部ができました。私は現在、その中にあるMAMADAYS開発部の部長として、開発チームを統括しています。マネージメントだけでなく、サーバーサイドエンジニアとしてシステムの実装も行っています。また、『MAMADAYS』は立ち上げ初期なのでAWSなどのインフラ面、ログ周りもサポートしています。

渋谷:アプリケーション開発チームのリーダーとして、iOSとAndroidのアプリの仕様をディレクターと一緒に取りまとめています。またエンジニアとしてはメンバーと一緒に『MAMADAYS』のiOSアプリの開発を担当しています。『MAMADAYS』では、企画会議からエンジニアのメンバーも全員参加しています。みんなでイメージを共有しながらスムーズに開発が進められるような環境を目指してチームを運営しています。

ーみなさん、企画から参加されているんですね!

渋谷:そうですね。サービス全体のイメージやそれぞれの機能の役割を把握しやすくなりますし、開発後の認識の違いも抑制できるのでこのような体制で開発を進めています。

ー今回、渋谷さんが2020年上半期の個人部門の優秀賞に選出されました。おめでとうございます!

渋谷:ありがとうございます。全く想像していなかったですし、こういうものに縁がないのでとてもびっくりしました。トロフィーまでもらえて、子どもにもお父さんはちゃんと働いているとアピールができるなと思いました。

一同:そこですか!(笑)

齊藤:渋谷さんは、寡黙ですが内に熱いものを秘めているタイプです。なんと言っても包括的な開発ができるという点が素晴らしいです。エンジニアでありながらも企画から積極的に関わっていって、サービスをよりよくしようという姿勢が私的に大好きです。

今回、『MAMADAYS』のサービス立ち上げに際しては、ものすごくタイトなスケジュールの中で開発してもらいましたが、開発スピードが早く、デザインが上がったら素早くモック状態のものを出してくれるので、手触り感のチェックもスムーズに進められました。ローンチまで時間のない中では本当に助かりましたね。加えて、アウトプットのクオリティが高い。タイトなスケジュールでの開発だったにもかかわらず、ほとんどクラッシュすることがないクオリティで仕上げてくれました。

アプリはストアやレビューサイトが存在し、ユーザーからの声がそのまま掲載されています。搭載されている機能はもちろんですが、アプリの使用感がアプリやブランドそのものへの評価に直結してくるので、渋谷さんをとても信頼しています。

▲2020年上半期社員総会表彰式にて(左:齊藤、中央:渋谷、右:MAMADAYS事業部部長 三ツ中)

求められるのはスピードとクオリティの両立

ー『MAMADAYS』アプリ、ゼロからのサービス立ち上げはやはり大変でしたか?

渋谷:そうですね。今回はスケジュールもタイトでしたし、立ち上げはベースになるものがないので、企画と開発で認識がずれていたり、思いもかけないところで時間がかかってしまうんですよね。なので、こちらから企画を実現するための具体的なイメージをなるべく早く形にして、実際に見てもらう。そこからPDCAを回していく、ということを徹底してやりました。

 

ー先ほど齊藤さんから話にあったような、スピードとクオリティを両立できるポイントもそこにありそうですね。

渋谷:そうかもしれないですね。サービスをつくるときにはディレクターが何を作るかを決めますが、特に新しいサービスを立ち上げていくときには、企画をしているディレクターも機能についてなかなか明確な定義を持っているわけではありません。なので、こんな感じのものが欲しいというイメージをいったん形にすることで、担当者やデザイナーと「もっとこうした方がいい」などの問題点を話し合えるようにしています。そのサイクルを小さく早く繰り返すことが、スピードをあげることにも繋がっていると思います。

また、こうしたモックアップを作ることで、私たちエンジニアからも企画を実現するために「こんなことや、あんなこともできるよ」と提案しやすくなります。さまざまな角度からの意見をアプリに結集させ、みんなで繰り返しチェックを行うことが高いクオリティにつながっています。

 

ー実際に、反映された機能ってどんなものがあるんですか?

渋谷:育児記録機能はWEBやSNSには無い、アプリ独自の機能です。毎日何度も使うものなので、手軽に素早く記録できるように、入力の流れや画面構成を提案しました。また、授乳タイマーという機能で授乳の時間を測ることができるのですが、測っている間もアプリ内の動画を観れるようにしました。動画メディアである『MAMADAYS』の特徴も活かした面白い機能になったと思います。

それぞれのエキスパートが集まって、ひとつのサービスを作っている

ー渋谷さんはご自身でもiOSアプリの開発もされていたり、フリーランスのご経験もあります。エブリーで働く意義はどの辺にあると感じていらっしゃいますか?

渋谷:自身のアプリは、1人で自分が欲しいと思うものを作っているだけでした。自分と感性が近い一部のユーザーに刺さることはあったと思いますが、一人でできることは限られています。企画、デザイン、サービスの運用、CXなどチームで協力しながらサービスを成長させていく過程に身を置きたくて、企業で働くことを選択しました。特にユーザーに向き合い良好な関係を築きながらサービスもグロースさせていく、というのは一人でできることではありません。やはり企業でそれぞれのエキスパートが集まって一つのサービスを作り上げていくのは楽しいです。

また、エブリーではその点に加えてコンテンツを全て自社で作れるというのも魅力的でしたね。みんなでユーザーに向き合って取り組めているので、今はとてもやりがいを感じながら働いています。

齊藤:エブリーは若くてもやる気があって積極的に手をあげれば、やる範囲をどんどん広げていけます。大企業では、そのチャンスがなかなか若手には回ってこないことが多いですから、チャンスがたくさんあるのはいいところですよね。実際に『MAMADAYS』では、新卒を含めた若手エンジニア2人が頑張っていて、本当に自分たちであれやりたい、これやりたいって手をあげて取り組んでくれています。生きたサービスに触れて、実際に手を動かしながら学んでもらうのが成長への最短ルートだと思ってますので、思い切って任せています。

エブリーには、『DELISH KITCHEN』のようにたくさんのユーザーに使っていただけているサービスから、現在立ち上げたばかりの『MAMADAYS』、これからサービスを立ち上げていきたい『KALOS』や『TIMELINE』など、さまざまなステージのサービスを抱えています。いろいろな挑戦ができる環境がありますので、積極的にチャレンジしてもらいたいなと思っています。

ー今後もまだまだ『MAMADAYS』のサービスは拡大していくと思いますが、どのようなことに積極的に取り組んでいきたいですか?

渋谷:アプリの中では、授乳や睡眠、赤ちゃんのお世話の記録をとる育児記録機能は多くのユーザーに利用していただけていて、しっかりニーズを捕らえられているなと感じています。ローンチのタイミングでは、理想として描いているアプリの全体像のうちの半分も機能搭載できていません。この先ももっと幅広いユーザーに必要とされるようどんどん機能追加をしてママたちの課題を解決できるアプリを目指していきたいです。

また、私個人としては、今まで培ってきた技術や経験を生かして、企画とエンジニアの橋渡しのような役割を担っていけたらいいなと思います。

齊藤:私自身は、ママ・パパたちが抱える悩みを『MAMADAYS』を通して少しでも解消して、子どもたちがハッピーになるための一助になれればという思いでサービス開発に携わっています。子育てに関するアプリを使っているユーザーは明確に悩みを持っているのですが、子育てのアプリはたくさん存在していて、機能によって分かれていたり、子どもの成長に合わせて選び直さなければいけなかったり不便な側面もあります。そういった不満も『MAMADAYS』一つで解決できるようなアプリを目指しています。開発もまだまだやらなければいけないことが山積みですので、エンジニアの採用は今後も引き続き強化していきます。

MAMADAYS開発部としては、現場で判断して自走できる、有機的に動く組織になるべく体制強化に取り組んでいます。幅広くサービスに携わりたいと思っている方や、『MAMADAYS』に共感していただける方と一緒に働けたら嬉しいですね。


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