自社メディアを持つ広告営業だからこそできること。ユーザーとクライアントをつなぐ「MAMADAYS総選挙」を初開催!
先日、ファミリー向け動画メディア『MAMADAYS』が開催した「MAMADAYS総選挙」の裏側をお届け!営業主導で立ち上がった本プロジェクトの企画に至った経緯や、メンバーの思いを詳しく聞きました。
(写真左から)
小林 紫
MAMADAYSカンパニー マーケティングソリューションズ事業部 アカウントエクゼクティブ
新卒で映画系の総合広告代理店に入社。営業としてキャラクター商品化や映画タイアップ、TVCMやキャンペーン、番組制作の提案から実施までを経験。2019年7月エブリーに入社後、『MAMADAYS』のタイアップ案件における営業業務を務める。
古澤 茉杜香
MAMADAYSカンパニー マーケティングソリューションズ事業部 ストラテジックプランニンググループ
新卒で鉄道系の総合広告代理店に入社。プランナーとして製菓メーカーや官公庁のプロモーションに関する競合コンペ案件の企画立案を経験。2020年7月エブリーに入社後、『MAMADAYS』のタイアップ案件におけるディレクターを務める。
営業主導で『MAMADAYS』初のユーザー参加型の企画がスタート
ーお2人ともマーケティングソリューションズ事業部所属ですが、それぞれの役割を教えてください!
小林:マーケティングソリューションズグループ(以下、MS)で、アカウントエグゼクティブとして『MAMADAYS』の広告営業を行っています。ベビー、家電、玩具などの商品メーカーがメインの担当で、SNSやアプリを通してママにどのようなアプローチができるか、方向性のご提案から実施に至るまでの窓口をしています。
古澤:ストラテジックプランニンググループ(以下、STP)でディレクターとして、主に営業担当が獲得してきた案件のタイアップ動画コンテンツの企画と進行管理を担当しています。時にはクライアントのマーケティング課題を解決すべく、営業担当と連携して動画制作にとどまらないコンテンツの企画立案やキャンペーンの運用なども行っています。
ー「MAMADAYS総選挙」は今年初めての取り組みですが、なぜ開催することになったのでしょうか?
小林:2020年は、新型コロナウイルス感染症の影響で3月頃から家族でも出産に立ち会えなくなり、実家への帰省もできず、さらに各自治体などで実施されていたマタニティ教室や両親学級などが閉鎖になってしまうなど、これまで以上に初めての育児に戸惑うママ・パパが多くいらっしゃいました。そういった声が『MAMADAYS』のSNSにも多く寄せられていました。
またクライアントとお話ししていても、今まではリアルイベントで沐浴の仕方など育児商品の使い方をレクチャーすることが多かったそうなのですが、そういったお客様との接点がなくなってしまったというお声をいただいていました。
古澤:2020年は本当にママ・パパにとっても生活環境が本当にガラッと変わった1年だったと思います。そういった中でもSNSでは活発に情報交換がされていて、SNSのフォロワー数が多い『MAMADAYS』だからこそ、先輩ママ・パパのリアルな声を集約しそれを届けることができるのではと思い、この企画がスタートしました。
ママ・パパ、クライアントに対してメディアとして真摯でありたい
ー「MAMADAYS総選挙」はどんな企画なのでしょうか。
古澤:今回の「MAMADAYS総選挙」では、『MAMADAYS』ユーザーであるママ・パパの投票によって、8ジャンル全28部門のノミネート商品・サービスの中から、各部門で優秀賞と最優秀賞を選出しました。加えて「気になっている」「これから使ってみたい」と思う「期待の商品」も5商品選出しました。
ーさまざまな部署を横断して発足したプロジェクトだったと伺っています。どのように企画されていったのでしょうか?
古澤:まずは、これまで『MAMADAYS』に出演してくれたMAMADAYSモデルを中心としたユーザーと編集部数名を加えた「MAMADAYS総選挙選考委員会」を立ち上げ、アンケートを実施してノミネート商品を選定。その後、SNSを通して『MAMADAYS』のユーザーに「使って良かった」「これからも使い続けたい」と思った商品やサービスに投票してもらいました。そして、投票結果に応じて各ジャンルで優秀賞と最優秀賞を決定し、特設ページ上で発表を行いました。
「MAMADAYS総選挙」特設ページ:https://election2020.mamadays.tv/
小林:こうした商品やサービスを選ぶ企画は以前からMSチームでやりたいなと思っていて、ユーザーやクライアントからのお声もいただいて今回実現することができました。企画にあたっては、STPだけでなくメディア企画のメンバーも立ち上げの段階から関わっていただき、どうしたら『MAMADAYS』らしく『MAMADAYS』にしかできない企画として実現できるか話し合ってきました。
その中で大切にしてきたことが、『MAMADAYS』ユーザーが”実際に”使ってみてよかった商品を反映させるということです。ノミネートにもランキングにも、忖度なしのリアルな声を反映することをコンセプトとして開催しました。
ーなるほど、『MAMADAYS』のメディアとしての姿勢がそこに反映されているんですね。投票には、どれくらいのママ・パパにご参加いただけたんでしょうか?
古澤:初めての開催でしたが、1,300名以上のユーザーの方にご投票いただくことができました。投票だけでなく、その商品のどこか良いのか理由もびっしりと記入していただいているのが印象的でした。結果発表ページではママ・パパから寄せられたリアルな口コミもそのまま記載しているので、ぜひチェックしていただきたいポイントです。
ーこれから商品を検討する新米ママ・パパにとっては本当に有益な情報ですよね。
ユーザーとクライアントを結ぶ『MAMADAYS』
ーユーザーからの生の声は新米ママ・パパだけでなく、クライアントにも喜んでいただけそうですね。
小林:はい。ママ・パパがどういった目線で商品を選んでいるのか、リアルな声を集めるということは今までなかなかできていなかった点になります。受賞理由など、MAMADAYSユーザーの率直なメッセージをお伝えすると、クライアントの中でも新たな発見があったと喜んでいただいています。
古澤:それは大きいですよね。私たちSTPもいつもコンテンツを企画する際は、タイアップ商品のことについてどういった切り口でお伝えすべきかSNSや友人などママ・パパたちの意見をたくさん調査します。今回のアンケートではママ・パパが商品を購入する際のポイントがよくわかり、今後のコンテンツにも生かせる要素がたくさんありました。とても勉強になりましたね。
小林:また、今回受賞されたクライアントにはロゴや賞状をお送りさせていただきました。初めての開催でしたが、ママ・パパの声で選ばれた「MAMADAYS総選挙」だからこそ、その結果に価値を感じてプレスリリースを出したり、広告や販促に受賞ロゴをご活用いただいたりしています。クライアントのみなさんに喜んでいただける企画になって本当に嬉しいです。
ー今回新たなプロジェクトでしたが実施してみて、お2人はいかがでしたか?
小林:営業としては今までの決まった枠をご案内するだけでなく、こうした新しい取り組みに企画の段階から参加して、自分の声を反映していけることにとてもやりがいを感じています。ユーザーとクライアント両方に喜んでいただけるような形を模索するのは大変でしたが、これは自社メディアを持っているからこそできることなので、今後もこういった企画には積極的にチャレンジしていきたいですね。
古澤:MSだけでなく、様々なチームを横断したプロジェクトを進行するのは初めての経験でした。各所の要望の調整や進行、クリエイティブの確認などこのプロジェクトを通して先輩方から学ぶことがたくさんありました。この改善点を次に生かしたいです!
ー今後「MAMADAYS総選挙」はどのような展開をされるんでしょうか?
古澤:今回は初開催でコロナ禍ということもあり、SNSやアプリ・WEBなどサービス内での発表という形になりましたが、例えばライブ配信やリアルイベントを行うなど発表においてもユーザーとのタッチポイントの場を増やしていけたらと思っています。今回の企画に限らず、頂戴したママ・パパの意見を大切に『MAMADAYS』にしかできない価値を提供していきたいですね。
小林:こうした発表を通して、クライアント商品の販売促進にどうつなげていくかが私たち営業に求められていることかなと思っています。すでにご活用いただいている企業もありますが、『MAMADAYS』が持つコンテンツの信頼性やユーザーとのリレーションなどを知ってもらえるよう、営業視点で企画のブラッシュアップをしていければと思います。今後もユーザー・クライアントにとって価値のある企画を突き詰めていけると嬉しいです。
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