クライアントの課題を見極めて、ベストな提案を考え続ける。『DELISH KITCHEN』アカウントエグゼクティブで身についたスキルとは
積極採用中のチーム・職種で活躍している人に、エブリーへの入社を決めた理由ややりがい、求める人物像などを詳しく深掘りし、求人情報には書かれていない”生の声”をお届けします! 今回は、『DELISH KITCHEN』の広告営業を担当する原田に話を聞きました。
原田 智子
DELISH KITCHENカンパニー マーケティングソリューションズ事業部マーケティングソリューションズ第2グループ リーダー
新卒で株式会社静岡銀行に入社し、法人営業を担当。2018年9月エブリー入社。『DELISH KITCHEN』の広告営業を担当。2021年1月からマーケティングソリューションズ事業部マーケティングソリューションズ第2グループのリーダーとして従事。
チームをマネジメントしてみたい
ー社会人として、どんなキャリアを築いていきたいと考えていましたか?
原田:大学時代にテニスサークルでキャプテンをしていて、チームとして勝つためにダブルスの組み合わせや戦略を考えるのが面白かったんです。社会人になってもチームマネジメントや事業戦略に関われる仕事をしてみたいと漠然と考えていました。
人とのコミュニケーションが好きだったことと、地元の銀行であれば地域に根ざした企業の経営者の支えになれると思い、静岡銀行へ営業として入行しました。東京支店で法人営業として1年半ほど勤めていたのですが、顧客の多くがメインバンクは他行に決まっている中、いかに自分たちの金融商品を知ってもらい採用してもらうか信用を得るためのコミュニケーションを丁寧に行っていました。また、決算書を読んで来年度の貸出条件を判断するなどの業務に携わっていました。
ーそこから、なぜエブリーに転職したのでしょうか?
原田:仕事とは別に、趣味で地下アイドルやグループのSNSの運用を手伝っていたことがありました。そこでアイドル一人一人の特定のファン層に対して、SNSでどんなコミュニケーションを取ればより効果的に集客できるのかを自分で考えるのが楽しかったんです。
本業である営業の仕事では決まった商材を営業していくので、お客様の状況に合わせて柔軟に提案していくことができればもっとお役に立てるのに…と悩むこともありました。そこから転職を考えるようになり、エージェントの紹介でエブリーに出会いました。
ーSNSの運用に対しても馴染みがあったんですね。エブリーに入社した決め手は何だったのでしょうか?
原田:入社の決め手は、既存の商品を売るだけではなく、クライントに寄り添って、それぞれに最適な形のコンテンツを提供できる点です。印象に残っているのが、入社面接の際に代表の吉田と話した内容です。『DELISH KITCHEN』の広告営業について、「例えば同じ食品の広告を作るとしても、ブランドやメーカーによってそれぞれ特色が異なるので、それらを生かすような提案をして配信している」と聞きました。そこで、それまでなんとなくレシピ動画といった定型の広告枠を売るというイメージだったものが、それぞれのクライアントにあった提案ができるんだ!と自分の中で腹落ちし、入社しようと思いました。
数々の打ち手の中からクライアントに最適な提案をする
ー入社してからはどのような業務をしていますか?
原田:入社してから、一貫して『DELISH KITCHEN』のマーケティングソリューションズ(以下、MS)事業部で広告営業としてお客様へのソリューション提案を行なっています。2021年1月からは直販担当のMS第2グループのリーダーを務めています。チームメンバーの中には私と同じように広告営業未経験者やコロナ禍で転職してきたメンバーもいますが、一人一人と1on1などの時間をしっかり設けて業界知識も丁寧にサポートすることで、案件を受注することができています。
ー最近ではどのようなお取り組みが多いのでしょうか?コロナ禍での変化などはありますか?
原田:最近は、地方自治体との取り組みが増えてきていますね。コロナ禍で今まで通りの集客が難しく、県産品に触れてもらう機会は減少しています。『DELISH KITCHEN』は、メディアとしてのリーチ力を生かし全国の方に知ってもらうこと、さらに「ストアビジョン」を活用して実際に手に取って食べてもらうことのどちらにもアプローチできます。
大分県様との取り組みでは、様々な県産品を用いてレシピ動画を14本制作し、SNSやアプリで配信しました。そのうちの一つ、県産品の長ネギとブリ、小ネギを使った「焼きねぎとブリのみぞれ鍋」のレシピでは、SNSやアプリだけでなく東急ストア様の店頭で「ストアビジョン」による配信を行いました。東急ストアでは、このレシピ動画の配信期間に合わせてチラシでも大分県産のブリや長ネギをお買得品として掲載し、本レシピ動画のQRコードも一緒に紙面に掲載しました。
▼動画はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=FuWsnjc-dtk
ー結果はいかがでしたか?
原田:放映前との比較では購入金額、数量ともに伸長しました。チラシ掲載の効果もありますが、前年度はチラシ掲載時のみ一時的に売上伸長していたものが、今年度についてはチラシ掲載をしていない期間についても売上が伸長しており、放映期間中は一定して売上が伸長したことがわかりました。
また、今回の取り組みのポイントとして「長ねぎ×ブリ」の併売率が放映前との比較で高まりしました。店頭で「ストアビジョン」を活用していただき、さらに商品の関連陳列を行なったことによって、長ねぎ、ブリ、小ねぎを同時購買されるお客様を増やす事ができました。
今後は小売さんとの連携を強めて、お客様が商品を手に取りやすい売り場作りまでサポートできればより効果的なお取り組みができると考えています。
クライアントや組織に貢献していく
ー銀行から動画メディアへ、全くの異業種に転職されてみていかがですか?
原田:前職とはカルチャーや業務面などの全てが違いましたが、抵抗感は特になく、むしろ自分で考えて提案できることはとても楽しいですね。私以外にも同部署には異業種から中途入社されている方が多数いらっしゃいますが、皆さん活躍されています。
ーエブリーに転職してから、成長したと感じる点はありますか?
原田:クライアントの課題を見極める力と、それに合わせた提案をする力、交渉する力の3点が総合的に成長したと思います。1点目の課題を見極めるために一番大事にしているのは、相手をよく知ろうとすることです。相手の状況や背景を知っていないと、相手の潜在的な課題が見えてきません。提案する前にクライアントの商品を実際に食べてみて、自分が消費者の目線でも商品を見てから提案するようにしています。
2点目の提案力というところでは、見極めた課題に対して、どんな手段が一番効果的に解決につながるのかを考え、それを納得感を得られるよう筋道を立てて伝える力が身につきました。
3点目の交渉力については、自社メディアで柔軟な提案ができるからこそ、提案をするだけではなく、お客様の状況に合わせて最終的な落としどころを決めていく力が身についてきたかなと思っています。昨年末には社員総会にて表彰していただき、直近の第3四半期には目標に対して113%を達成することができました。今後もお客様に寄り添い、信頼関係を積み上げていきたいと思います。
ー今後、目指していくところを教えてください。
原田:まずは直販担当チームのリーダーとして、チームメンバー1人1人が自立し、チームとして売上を作っていけるようにすることが目標です。チームマネジメントを通じて、MS事業部の売上に貢献できればと思います。また、エブリーでは立場に関係なく会社の状況やどんな風に動くべきかがわかりやすく共有されます。会社全体の状況を把握しながら、MS事業全体の発展に貢献できる人材になりたいですね。
営業の一個人としては、クライアント第一に考えられる人になりたいです。『DELISH KITCHEN』では自社メディアだけではなく店頭サイネージ、ライブ配信、データなどクライアントの課題に対する打ち手が多様にあります。その中から、課題を解決できるよう最適な提案を考え続けていきたいと思います。
そんな『DELISH KITCHEN』マーケティングソリューションズ事業部は現在一緒に働く方を募集しています。興味のある方は、ぜひ下記リンクまで!
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