新たなチャレンジを繰り返すことで、メディアも自分も成長できる。自社メディアだけでなく幅広いソリューションを提供する『TIMELINE』アカウントエグゼクティブの業務とは
動画を軸として幅広くソリューションを提供する「TIMELINE」。扱う商材の幅も広く、ほぼ全ての案件で企画が入るため、必要な知識やスキルは多岐にわたります。そんな中でアカウントエグゼクティブとして働く4名のメンバーに、普段の業務にどのようにして取り組んでいるのかを伺いました。
前沢 力
TIMELINEカンパニー マーケティングソリューションズ事業部 副部長
新卒でジュピターテレコム(現: JCOM )に営業として入社。2社目のアイチケット株式会社では、医療系媒体や病院サイネージの広告営業に従事する。その後株式会社Gunosyに入社し、広告営業チームのマネジメント、動画アドネットワーク関連の子会社立ち上げに携わる。AnyMindJapan株式会社ではYouTubeプロデュースなどSNSを中心としたマーケティングに携わり、2022年1月にエブリーへ入社。3月にTIMELINEカンパニーマーケティングソリューションズ事業部 マネージャーに就任。現在は マーケティングソリューションズ事業部の副部長を務める。
原田 智子
TIMELINEカンパニー マーケティングソリューションズ事業部 クライアントセールス リーダー
新卒で株式会社静岡銀行に入社し、法人営業を担当。2018年9月に『DELISH KITCHEN』の広告営業担当としてエブリーへ入社。2021年1月からマーケティングソリューションズ事業部マーケティングソリューションズ第2グループのリーダーを務めたのち、TIMELINEカンパニーに異動。現在はクライアントセールスグループでリーダーを務める。
鈴木 峻太郎
TIMELINEカンパニー マーケティングソリューションズ事業部 キュレーションリーダー 兼 クライアントセールス
新卒で広告代理店に入社。観光地の飲食店、宿泊施設、自治体を中心としたクライアントを担当し、雑誌・フリーペーパーなどの広告企画営業を担当。2019年6月にエブリー入社後、『TIMELINE』のアカウントエグゼクティブを務める。また、現在はクラウドファンディングサービスのキュレーショングループのリーダーを兼任している。
須崎 さやか
TIMELINEカンパニー マーケティングソリューションズ事業部 クライアントセールス
大学卒業後、新卒でイベントの企画運営を中心としたイベント会社へ入社。2社目で株式会社マックスへ入社し、店頭を起点としたキャンペーンやプロモーションの企画営業を担当。その後2020年に株式会社カカクコムへ入社し「食べログ」「価格.com」の広告企画営業を務める。2022年02月にエブリーへ入社。現在は『TIMELINE』のクライアントセールスグループにてアカウントエグゼクティブを務める。
「メディアと一緒に自身も成長していきたい」
ー簡単に、エブリーでの担当業務を教えていただけますでしょうか。
前沢:TIMELINEカンパニー マーケティングソリューションズ事業部の副部長として、『TIMELINE』のビジネス面全般のマネジメントや組織運営に携わっています。
鈴木:同事業部でクライアントセールスのアカウントエグゼクティブ(以下、AE)と キュレーショングループのリーダーを兼務しています。
原田:私は、2018年に『DELISH KITCHEN』のAEとしてエブリーへ入社したのですが、2022年7月から『TIMELINE』へ異動し、現在はクライアントセールスグループのリーダーを務めています。
須崎:同じくクライアントセールスグループでAEを務めています。
ー皆さん中途採用からエブリーへジョインしていただいているメンバーですね。エブリーでAEとして働こうと思った決め手はどういった点にありましたか?
鈴木:メディアの成長と一緒に自身が成長できる環境があると感じてエブリーへ入社しました。前職の広告代理店では雑誌媒体の取り扱いが多かったので、次のチャレンジとしてデジタル広告市場に身を置きたいと思ったんです。数あるデジタル媒体の中でも今後は「動画」が絶対に伸びると思い、エブリーに興味を持ちました。複数メディアを運営しているエブリーの中でも、『TIMELINE』は新規事業にも積極的でチャレンジできる環境があったことが決め手となりました。
須崎:『TIMELINE』は比較的新興メディアなので色々なことにトライができて、メディアと一緒に成長が出来そう!と思い、転職を決めました。前職のIT企業では、自社メディアのアカウントエグゼクティブとして従事していました。仕事は非常にやりがいがありましたし、世の中に知られているサービスに関わっている喜びもあった一方で、大きなメディアだからこそ、メディアポリシー的に実現できないことも多くあったんです。これまでの経験を生かしながら前例にとらわれずに新しい提案をしていきたいと思いました。
ー原田さんは当初、エブリーへ『DELISH KITCHEN』のAEとして入社していますよね。
原田:はい。前職の銀行時代の営業の仕事では決まった商材を営業していたので、お客様の状況に合わせて柔軟に提案していくことができれば…ともどかしく感じることがあり、転職を考えるようになりました。その中でエブリーに出会い、元々好きだった料理や食に関わる領域でソリューション営業ができる点に魅力を感じ、『DELISH KITCHEN』のAEとして入社しました。その後、更に領域を広げていきたいと思い、2022年7月に『TIMELINE』へ異動しました。
鈴木:『DELISH KITCHEN』から『TIMELINE』への異動は、原田さん自身の希望だったんですか?
原田:そうなんです。『DELISH KITCHEN』には4年弱在籍していたので、メンバーの中では古株になってきていて(笑)。料理が好きだったので楽しかったのですが、料理以外にも幅広い分野を手がけている『TIMELINE』で新しい提案にチャレンジをしてみたいと思ったんです。
メンバー同士のフラットな意見交換で知見をキャッチアップ
ーそれでは普段の業務内容について、詳しく教えてください!『TIMELINE』ではどういったクライアントや商材が多いですか?
前沢:以前は動画メディア『TIMELINE』でのタイアップ動画としてビジネスマン向けにアプローチしたいクライアント様が多かったですが、今ではYouTubeのクリエイタータイアップやTikTok等のショート動画を活用した広告など、動画を軸として提案の幅が広げており、クライアント様の商材や予算感の幅も広がってきています。AEごとの担当顧客の区分けをあえて明確にしていないので、得意な領域を伸ばしながら幅広く担当してもらうことができます。
ークライアントの業種が幅広いのはもちろんですが、1案件ごとの裁量も大きく課題ヒアリング・企画から実行、レポーティングまで一貫して携わっていらっしゃるそうですね。
前沢:他事業部と違って、『TIMELINE』ではAEがプロジェクトオーナーとして担当案件に一貫して携わっています。
鈴木:企画・プランニングなどの全体ディレクション・広告運用・レポーティング分析、時にはキャスティングなど案件進行の全てに関わるので、並行して進める案件が増えた時は祭りのような慌ただしさになる時もあります(笑)。ですがその分幅広い経験ができるので、どこでも戦えるスキルを身につけられると思います。
ー最適な提案を行うには、かなり幅広い知見が必要になってきそうですね。どのように情報共有を行っているのでしょうか。
前沢:それぞれに興味関心や得意領域が異なるので、毎日30分間の朝会で提案の切り口、起用するインフルエンサーの選定や実施後のPDCAまで幅広くノウハウを共有し合っています。特に『TIMELINE』ではほとんどの案件で企画立案が入るので、企画前にメンバー全員でブレストを行い最適な提案を考えています。そのため自分の受け持つ案件だけでなくほかのメンバーの案件に対しても、自分の得意分野を生かすことができるんです。
須崎:そうですね。YouTubeタイアップ全般の企画に関しては、何よりもトレンドのキャッチアップや、伸びているコンテンツの分析などが重要だと思ってます。単純に商品を紹介するだけではなくて、どのチャンネルでどう見せるか、などさまざまな要素の経験と知識が必要なので、STPやMPなど他部署の方を含めお力添えいただきながら提案をしてます。
原田:トレンドのキャッチアップは重要ですよね!
鈴木:メディアTIMELINEのタイアップコンテンツでは、「メディアの世界観」など軸となる信念は守りつつ、「動画構成」や「テンポ感」など時代に合わせた変化が必要な部分は、視聴データなどから分析・修正を重ねています。PDCAを繰り返す中で、データから仮説を立てられ次の提案に繋げることができています。
前沢:みんな得意分野が違うので、学び合える環境なんです。僕はYouTube全般やスポーツコンテンツ領域が得意ですが、例えば鈴木さんは誰よりも『TIMELINE』営業歴が長いので、『TIMELINE』が持つ世界観を完全に理解できている唯一の人。原田さんは食品系の顧客事情やアイドルコンテンツにめちゃくちゃ詳しいです。そして須崎さんはお笑い芸人のコンテンツに強みを持っているのに加え、新たな取り組みを行っていくことを一番体現しているメンバー。課題に対しての最適なアプローチを過去事例にとらわれずに考えて、新規事例を開拓していく先駆者です!
ーお互いの得意分野をリスペクトし合い、とてもフラットにアイデアや意見を交換できているんですね。
前沢:置きに行った企画ばかりでなく攻めた企画が積極的に出せるよう、アイデアを否定せず些細なことでも思いついたら共有しあえる空気を大事にしています。
ドキュメンタリー取材からインフルエンサー企画まで幅広く担当
【担当事例① 海産物の魅力と安全性を発信】
ー皆さんはそれぞれどんな事例に携わっていますか?
鈴木:ビジネスパーソンのファンが多い動画メディア『TIMELINE』の直近の広告タイアップ案件では、官公庁、不動産、BtoBサービス、ホテルなどを担当しました。
『TIMELINE』と『DELISH KITCHEN』の2メディアが連携して取り組んだ官公庁のクライアント様の案件では「おいしさ・安全性」を発信するため、TIMELINEが得意とする<現地取材コンテンツ>で信頼感を醸成するストーリー性のある企画を考案しました。市場関係者や飲食店主など地元の方の思いを正面から描いたリアルさがユーザーに刺さり、結果は過去のタイアップコンテンツの中でもトップ3に入るエンゲージメントの高さとなりました。またブランドリフト調査の結果も良かったことから、目的である「美味しさ・安全性」の効果的な発信ができたのでは無いかと思います。
鈴木:そのほか、最近は動画制作のみの発注機会も増えています。また、「動画の企画/制作力クオリティ」は『TIMELINE』事業部としての強みである、YouTubeタイアップ・クラウドファンディング、メディア『TIMELINE』の相互受注にもつながっています。
【担当事例② 調理家電×超人気クリエイター】
ー原田さんはどんな分野を担当していますか?
原田:『DELISH KITCHEN』在籍時の経験を生かして、食品・飲料・家電などに携わっています。同じ食品領域でも、『TIMELINE』で扱うのは例えば「製造工程にとてもこだわりのあるビール」のように、料理への使いやすさというよりは商品そのもののおいしさを訴求するのが合うタイプの商材が多いです。YouTubeの「魔裟斗チャンネル」など、商材ごとに相性の良いクリエイターや見せ方を考えて、世界観を打ち出しています。また、直近ではアパレル・テーブルウェア企業等も担当しました。
直近担当したのは調理家電の新商品発売に向けて発注いただいた案件でした。家庭の中でも主婦など影響力のある方をターゲットとして、朝ご飯のパンを焼くだけではなく昼夜の調理に使えることを幅広く訴求したいという課題感をお持ちでした。
そこで、クリエイターは100万以上のフォロワーを抱えながらエンゲージメントが高い人気ママタレントのチャンネルでの実施をご提案。普段の動画でも約20分くらいの長尺でご家庭の様子を赤裸々に映していることから、この商材がフィットするのではないかと思いました。
1日の食事をトースター縛りで調理するという企画で実施した結果、視聴維持率が初めから終わりまで落ち込むことなく興味がある人に向けて訴求することができました。ユーザーコメントでも商材の機能をしっかりと理解した上での好意的な内容が多くあり、クライアント様からも配信直後にいくつかの通販サイトで欠品がでたりサイトへの流入数が増加したと伺いました。商品認知と売上の拡大に貢献できたのではないかと思います。
【事例③ 複数チャンネルを横断した取り組み】
ー続いて須崎さん、お願いいたします!
須崎:私はYouTubeのクリエイターチャンネルでの広告タイアップからTikTokのショートドラマまで幅広く対応させていただいています。直近では大手消費財メーカー様の案件を担当しました。課題は「従来の女性向けイメージだけでなく、男性にも使用メリットを発信していきたい」というもので、就寝前のリラックス時だけではない新しい使い方の訴求シーンを打ち出す必要がありました。
そのためタイアップを行うクリエイターも男性アスリートをメインとしてご提案し、魔裟斗チャンネル+代理販売チャンネル(サッカー、野球、スキージャンプ)の合計4チャンネルで配信する新しい座組みでの事例が実現しました。
須崎:この新たな取り組みの結果、全体を通してのKPI再生回数目標を達成することができ、課題であった男性ユーザーへの訴求を行うことができました。今回のような商材は薬機法により訴求できる内容が制限されている中で、いかに商品の良さや使用感を伝えるかが重要になります。シーン訴求力に長けたYouTubeという動画プラットフォームで複数のアプローチができたことが成功の要因だったのでは無いかと思います。
前沢:これは余談ですが、この案件の野球のストラックアウトの撮影では一発撮りで元野球選手の方が本当にパーフェクトをとったんです。とても難しいことなので、鳥肌が立ちましたね(笑)
ーこういった事例におけるみなさんの日々の努力と成果が評価され、昨年の総会では最優秀プロジェクト賞も受賞されていましたよね!
<受賞時のお写真>
チームで切磋琢磨しあうことで、個人の成長も加速
ー業務の中で、どんなところにやりがいを感じますか?
鈴木:事業部全体としてのチャレンジの姿勢が強く、新しい学びを得られる環境はとても刺激的です。営業活動以外でも、例えば動画撮影、広告運用、アンケート調査、データ分析、動画出演での新動画ファーマット作成、新事業のクラウドファウンディングサービスの立ち上げなどなど数多くの新しい経験をしています。自ら考えながら仕事を行うことで新しいスキルを得ることが出来て、市場の中で戦う「1人のビジネスパーソン」として強くなっている実感があります。
原田:チャレンジできる領域が広く、一人の人間として成長している実感がありますよね。また個として成長できるだけでなく、チーム内の連携が強いのでチームの中で新たな事例が創出できた時などに自分のことのようにやりがいを感じます。まだ異動してきて半年間ですが、みんなで喜べるチームの雰囲気を感じています。
須崎:自分が携わったコンテンツが世に出て、反響が目に見えて分かることにやりがいを感じています。視聴者のリアクションや数値を見て次の提案にいかすというPDCAを繰り返しながら、『TIMELINE』として新しい事例が増えていくのはとても面白いです。
ーみなさんチャレンジできる環境にやりがいを感じていらっしゃるようですね!これを聞いて、マネージャーを務める前沢さん、いかがですか?
前沢:今後も新たなチャレンジができる環境を作っていきたいと思っています。『TIMELINE』の広告案件はほぼ100%、2回目の受注につながっていることから、クライアントの満足感がとても高いんです。チームメンバーそれぞれの得意な要素を集めて、クライアントやクリエイターの幅を広げながら、さらなるソリューションの拡大につなげていきたいですね。
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