日本の「子育て」を動かす。10年の節目に立つ私たちが、「ともに手をとるプラットフォーム」として目指す未来

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2016年の立ち上げから10年。子育てメディア「トモニテ」は、たくさんの家族と歩みながら「ともに手をとる子育て」を育んできました。これから先の10年に向けて、「トモニテ」はどんな未来を描いているのか。トモニテカンパニー長・三ツ中さんに、ミッションの原点から、次の挑戦まで話を伺いました。

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執行役員 トモニテ&MOMENTHカンパニー長  
三ツ中菜津美

2012年立命館大学卒業後、株式会社セプテーニに入社。女性向けブランドのプロジェクトディレクション・企画営業業務に従事。

2016年10月より株式会社エブリーに入社し、DELISH KITCHENの広告事業の立ち上げに従事。2019年07月からはライフスタイル(現 トモニテ)カンパニー MAMADAYS(現 トモニテ)事業部部長に就任し事業を牽引。産休・育休復帰後は、2023年6月からデータソリューション本部 MAMADAYSマーケティングソリューションズ事業部部長、同パートナーセールス事業部部長として、再び広告事業を主導。

2023年07月、MAMADAYS(現トモニテ&MOMENTH)カンパニー長、執行役員就任。

日本の「子育て」を動かす。「トモニテ」が目指す「ともに手をとる世界」

―― ミッションや目指している世界観を教えてください。

ミッションは、「子育てを通じて、人が、社会が、ともに手をとる世界へ」です。

周りに頼りたいときに声を出せなかったり、社会の中で理解されにくかったり、子育てはまだ「一人で抱え込んでしまうもの」になりがちだと思っています。そんな孤立を、これからの10年でなくしていきたい。私たちが目指すのは「ともに手をとる子育て」で、子育ての悩みも喜びも社会全体で分かち合える未来です。ミッションに込めているのは、そういう思いです。

そしてもうひとつ大事にしているのが、自分たちらしい選択ができる社会をつくること。正解を押しつけるのではなく、「こういう考え方もあるよ」「こんな選択肢もあるよ」とそっと差し出すこと。「トモニテ」は、その選択のきっかけをつくる存在でありたいと思っています。

子育てを通して、人生がもっと豊かで、もっと幸せなものになるように応援したい。「子育ては、未来を育てること。」というのは、そんな私たちの合言葉のような言葉です。そのために、これまで向き合ってきた「家族」から「第三者」、そして「社会」へと輪を広げ、家族・行政・まち・事業者が「ともに手をとる」子育てプラットフォームを作っていきたい。中期のビジョンとしても「子育てのとなりに、いつもトモニテ。」を掲げていて、生活の中で当たり前の存在になっていくことを目指しています。単なる子育てメディアではなく、日本の『子育て』を動かす存在でありたい。私たちはそう考えています。

―― ビジネスとしてはどんなことを行っているのでしょうか。

「トモニテ」は、アプリ・Web・SNS、すべてのプラットフォームを持つ子育てメディアとして事業を展開していて、大きく3つの柱でビジネスを組み立てています。

1つ目は、育児に便利な商品のタイアップ広告や記事制作です。メディアとしてのリーチ力を生かして、ユーザーとメーカーをつなぐ広告事業を展開していて、これまで300社以上の企業と一緒にお仕事をさせていただいてきました。近年はタレントやインフルエンサーの大型キャスティングや、「トモニテ」独自のアンバサダー組織を活用したプロモーションにも力を入れていて、メディア×人の力を掛け合わせた提案ができるのも強みになっています。

2つ目は、ファミリーデータを活用したデジタルマーケティングです。アプリ・Web・SNSを横断して蓄積してきたユーザーの属性データやユーザーのライフスタイルが切り替わるモーメントを活かして、クライアントとユーザーのニーズを繋ぐ架け橋となっています。

3つ目は、toC領域でのアプリ内課金サービスです。広告収益だけでなく、ユーザーの方に直接価値を感じていただき、課金という形で対価をいただけるサービスも展開していて、収益基盤を多角化させています。

「トモニテ」アンバサダーの皆様

―― 他の子育てメディアにはない、「トモニテ」の強みを教えてください。

多くのユーザー接点を起点にしたファーストパーティデータ(自社で直接取得したユーザーデータ)と、それを活用したトータルソリューションは、「トモニテ」にしかない強みだと思っています。アプリ・Web・SNSをすべて持つ子育てメディアだからこそ、それぞれのプラットフォームの特性を生かして、クライアントの課題に最適なソリューションを提供できます。

また、今の子育て世代の中心はZ世代に移行しています。テレビよりもSNSや動画で情報収集する世代が親になっているからこそ、SNSで強いメディアであることが、そのままクライアントへの提案力に直結します。その点で、「トモニテ」は子育てメディアSNSフォロワー数国内No.1(※)という規模になっていて、その圧倒的なリーチ力を生かしたプロモーション支援ができるのも、私たちの大きな優位性だと思います。

さらに、そうしたコンテンツを外部に頼らず自社で企画・制作できる体制があることも強みのひとつです。記事や動画、SNS投稿まで、子育て層に届く見せ方や言葉選びを熟知したメンバーが内製で作っているので、タイアップ広告から大型キャスティング、ファミリーデータを使ったマーケティング支援まで、一気通貫で提供できます。単なるプロモーション施策にとどまらず、商品開発やマーケティング戦略の上流から一緒に関わっていけるのも、私たちならではの価値だと思います。子育て層へのマーケティングであれば、すべて「トモニテ」にお任せいただける。そんな「マーケティングパートナー」を目指しています。

(※)国内の子育てメディア6社のSNS公式アカウントの合計フォロワー数(2026年3月30日時点)を比較(株式会社エブリー調べ)
(※)「SNS」=LINE、X、Facebook、Instagram、YouTube、TikTok。

APP/WEB/SNS/オフラインを活用したマーケティングソリューション

リブランディング、そして東証グロース上場へ。「トモニテ」が歩んだ10年の軌跡と現在地

―― この10年間で特に印象に残っていることは何ですか。

2016年に「MAMADAYS」を立ち上げてから約7年を経て、2023年8月に「トモニテ」へリブランディングしたことは、やはり印象深い出来事です。単なる名称変更ではなく、「育児シェア」や「多様化する家族のあり方を支援する」というミッションの進化を込めたリブランディングだったので、事業としても大きな転換点でした。

自分自身も産休・育休を2回経験していて、出産・育児という当事者としての経験を事業に生かしながら、事業部長、そしてカンパニー長・執行役員へとキャリアを重ねてこられたことも、この10年を振り返るうえで欠かせない出来事だと思っています。

直近では、2026年8月にエブリーとして東証グロース市場へ上場したことも、「トモニテ」を含むグループ全体にとって大きな節目になりました。

「トモニテ」のこれまでの歩み

―― 今、「トモニテ」はどんなフェーズにありますか?事業として特に力を入れて取り組んでいることを教えてください。

「トモニテ」の進化を1.0・2.0・3.0という軸で捉えると、1.0が「家族との繋がり」を育児シェア機能で支えるフェーズで、今まさにいるのが2.0の「第三者との繋がり」をつくっていくフェーズです。

今力を入れているのは、育児期に寄り添った機能開発とマーケティングです。子育てメディア利用者数No.1を目指し、育児期にしっかり注力する取り組みを進めています。あわせて、自治体との連携も少しずつ広げているところで、行政・まちとのつながりをつくるトモニテ3.0に向けた土台づくりを進めている段階です。

もうひとつ力を入れているのがAIの活用で、toC領域、広告事業の両面で取り組みを進めています。ユーザーへの情報提供や体験の作り込みにAIを生かしていくのはもちろん、広告事業でも企画立案からクリエイティブ、効果検証まで、AIを使いながらスピードとクオリティを両立させる取り組みを広げています。

事業全体としても、メーカー・小売に加えて行政・自治体との取り組みを加速させながら、これまで蓄積してきたデータとテクノロジーを生かして、オフライン領域にも進出していきたいと考えています。

2026年7月には、より手軽に記録・シェアできる機能を大幅拡充

悩みも喜びも社会全体で分かち合える子育てへ。次の10年で取り組む5つのアクション

―― これからの10年で、「トモニテ」はどんな姿になっていたいですか。

これからも、子育てを通じて、人が、社会が、ともに手をとる世界を目指していきたいと思っています。「一人で抱え込んでしまうもの」になりがちな子育てから、悩みも喜びも社会全体で分かち合える子育てへ。孤立をなくしていくことが、この先十年の大きなテーマです。

次の10年で取り組みたいアクションは、大きく5つあります。

1. 育児シェアの文化を育てる子育ては家族や社会全体でするものという考え方を根付かせたい。

2. 選択のきっかけをつくる:情報や体験を通して、それぞれの家庭に合った育児を考えるヒントを提供したい。

3. つながりを広げる:家族や子育てをしている人たちが安心してつながれる場を、アプリやSNSでもっと広げていきたい。

4. 声を届ける:子育てのリアルな声を、企業や行政を動かす力にしていきたい。

5.いっしょに支える:企業や団体と協働しながら、日々の暮らしを支える商品やサービスを広げていきたい。

目指す状態を3つの視点で言うと、「トモニテ」自体は子育ての生活必需品になっていて、アプリ・Web・SNSを横断して子育て世代に最も長く・深く使われるプラットフォームになっていること。ユーザーである家族は孤独を感じにくく、自分たちに合った育児を自信をもって選べていること。そして社会は、子育ては一人でするものという意識が薄れ、企業や行政が子育て世代の声にしっかり応えている状態になっていること。この3つが実現できたら、10年後の姿として理想的だと思っています。

事業領域としても、ベビー用品や保育・教育、食・日用品といったこれまでのマーケットに加えて、家電・住宅・自動車・保険・病院医療・国や自治体まで、子育てをきっかけに生まれるあらゆる消費や意思決定の場面に、「トモニテ」が関わっていきたいと考えています。上場を果たし新たなステージに立った今、「トモニテ」はさらなる成長フェーズにあります。この先の10年は、新規事業の創出も含めて、より影響範囲の広い挑戦をしていくフェーズにしていきたいですね。

打席に立ち、自らマーケットを動かす。「圧倒的な裁量」と挑戦を後押しする環境

―― 今、「トモニテ」に入って働くことの一番の面白さ・やりがいは何だと思いますか。

「トモニテ」は今もなお、事業を立ち上げている真っ最中の成長フェーズにあります。打席に立つ頻度が多く、若いうちから裁量を持って成長できる環境だと思います。

いろいろなバックグラウンドを持つメンバーが集まっているからこそ、多角的なフィードバックがもらえて、新しいアイデアが生まれやすい。一方で「ユーザーファースト」という共通の軸があるので、みんなが同じ方向を向いてコミットできるのも良いところです。

例えば広告営業であれば、単に広告枠を売るのではなく、データ分析・企画・クリエイティブまで一気通貫で担う、いわば「プロジェクトオーナー」のような働き方ができて、クライアントの課題解決に最初から最後まで伴走できます。

子育てという大きな課題を一緒に解決していきたいと思ってくださっているメーカーや事業会社の皆さんと、同じベクトルで仕事ができることも大きな魅力です。子育てマーケットのトップを走る存在として、業界を代表するクライアントの皆さんと本質的な議論ができる環境だと思います。

そして何より、顧客の課題解決に本気で向き合うプロフェッショナルばかりが集まっていること。レベルの高い環境で、切磋琢磨しながら成長していけるのも、「トモニテ」で働く面白さだと感じています。

上場によって事業の影響範囲や裁量もさらに広がっていくタイミングなので、その変化を最前線で体感できるのも、今「トモニテ」に入る面白さだと思います。

—— 「トモニテ」に関心を持っていただいた方に、一言メッセージをお願いします。

社会課題が大きいテーマに挑戦し、顧客と一緒にマーケットを動かしたいと考える方には、間違いなく面白い環境だと思います。課題を見つけるのが好きな人、考えたことを形にするのが好きな人、若いうちから守備範囲広く裁量を持って成長したい人を待っています。職種を問わず、子育てをする家族と社会がつながる仕組みを一緒につくっていく仲間として、ぜひ「トモニテ」の挑戦に加わってもらえたら嬉しいです。

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