TABLE FOR TWOは、開発途上国の飢餓と先進国の肥満や生活習慣病の解消に同時に取り組む、日本発の社会貢献運動です。先進国の私たちと開発途上国の子どもたちが、時間と空間を越え食事を分かち合うというコンセプトのもと、深刻な食の不均衡を解消するため、2007年の秋に日本で創設されました。このTABLE FOR TWOが企画する「おにぎりアクション」を、本年よりDELISH KITCHENもサポートすることになりました。2015年にスタートし今年で5回目の開催を迎えた本キャンペーンは、国連が定めた10月16日の「世界食料デー」(世界中の人が食べ物や食料問題について考える日)を記念して企画されています。日本人にとって身近な食、「おにぎり」を通じて社会貢献につながる本キャンペーンと、DELISH KITCHENとの取り組みについてお伝えします。
中田 博子
DELISH KITCHENカンパニー メディア企画部 メディア企画グループ リーダー
新卒でITアウトソーシングの会社に入社。デジタルマーケティングのディレクターとして、大手キャリアサービスや動画配信サービス、決済サービスへの常駐を経験。2018年6月エブリーに入社。DELISH KITCHENのコンテンツ企画、SNS運用などディレクターを務める。
メディアのリーチを活かして、社会課題の解決につながるアクションを
ー今回なぜDELISH KITCHENは「おにぎりアクション2019」に参加することになったのですか?
中田:食という領域で多くの方に情報を届けるメディアだからこそ、社会の課題解決に対して少しでも力になりたいという思いでこのプロジェクトに参加することになりました。
このアクションについては、以前よりSNSを通じて知っていたんです。おにぎりアクションのキャンペーン期間にDELISH KITCHENでおにぎりの投稿をすると、ユーザーから「#OnigiriAction の期間中だし、ぜひ作ってみたい!」などとコメントをもらうことも多かったので、取り組みについても注目していました。
そして今年、縁あって事務局であるTABLE FOR TWOさん側からお話をいただき、ついにお取り組みをご一緒させていただく運びとなりました。
共通点は“SNS”。サービスとの親和性も重視
中田:この「おにぎりアクション」と、DELISH KITCHENのサービスとの親和性が高いというのも参加することになった理由の1つです。
「おにぎりアクション」は、おにぎりにまつわる写真に、 #OnigiriAction のハッシュタグをつけてSNSまたは特設サイトに投稿するだけで、協賛企業から給食5食分に相当する100円が寄付され、アフリカ・アジアの子供達に給食5食が届くという仕組みになっています。
SNSを駆使して社会貢献を促していくスキームである本アクションと、元々SNSを起点にサービス展開をしていったDELISH KITCHENだからこそ、共鳴する部分もありました。SNSをうまく活用しているユーザがDELISH KITCHENに多いのも親和性が高いポイントだと思います。
(関連ページ:https://delishkitchen.tv/articles/1)
中田:そしてこのアクションは、気軽に参加できるようにデザインされているのが魅力だなと感じます。
DELISH KITCHENのユーザーの大半は、ほぼ毎日キッチンに立って料理をするという方で占めています。日頃から料理をすることが当たり前になっているユーザーにとって、肩肘はらずに行動に移してもらえそうかなと。
一見難しい料理も簡単にチャレンジしてもらえるようレシピ工程を工夫している私たちにとって、「これならできそう」「やってみよう」といったユーザー目線は日頃から大切にしています。この「おにぎりアクション」も、そういった気持ちで参加していただきたいなと思います。
「おにぎり」はDELISH KITCHENでも人気コンテンツの1つ
ー「おにぎりアクション2019」と連動して、DELISH KITCHENとしておにぎりレシピの提案をしていくと聞きました!
中田:はい、今回は合計で10本のおにぎりレシピを動画にて配信していきます。すでに3本が公開されているのですが、11月19日までおにぎりレシピが続々公開されます。
中田:そもそも、DELISH KITCHENではおにぎりのレシピはとても人気なんです。再生数、エンゲージメント数ともに高い数値となることが多いです。
定番のものもそうですが、とにかくアレンジレシピが人気ですね。お弁当需要が高いようで、飽きないようにバリエーションを求めて検索するユーザーが多いのかもしれません。
記者発表会でもDELISH KITCHENのレシピ動画が投影!
ー10月7日には、「おにぎりアクション2019」の記者発表会も実施されたようですね。
中田:はい。会場に入ったら大画面ディスプレイにDELISH KITCHENのレシピ動画を流していただいていて、びっくりしました(笑)
記者発表会ではTABLE FOR TWOの方より、「アフリカ・アジアには、今日明日を生きていくために働かざるを得ない子ども達がたくさんいました。ですがこの『おにぎりアクション』の開催を通じて、学校給食の提供が始まってからは就学率も上昇。将来の夢のために勉強に励む子ども達にたくさん出会いました」とのお話もありました。
中田:「おにぎりアクション」を通じた支援で、子ども達の明るい未来を作るためのお手伝いができればいいなと思います。「DELISH KITCHEN」もこの「おにぎりアクション」と同じく、サービス開始から5年目に突入しました。嬉しいことに日頃から多くの方に見ていただけるようなメディアになってきたので、もっと多くの方に食を通じて笑顔になっていただけるよう今後も様々な取り組みにチャレンジしていきたいと思います。
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