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エンジニア第1号として入社したCTOが今、目指すこと。『DELISH KITCHEN』だからこその強みを生かして、ビジネスを推進する開発本部になる

エブリーへエンジニア第1号として入社し『DELISH KITCHEN』アプリ・ウェブの立ち上げに携わったのち、現在はCTOとして活躍する今井。エブリーへ入社した理由や今後目指していくこと、開発組織の方針や文化について伺いました!

  • 今井 啓介
  • CTO 開発本部長 兼 DELISH KITCHEN開発部 部長
  • 2015年新卒でサイバーエージェントに入社。Androidエンジニア、Webエンジニアとして生配信サービスの立ち上げに携わる。2016年9月、株式会社エブリーにエンジニア第一号入社し、DELISH KITCHENのAndroidアプリ、Webサイトの立ち上げに従事。2021年7月DELISH KITCHEN開発部の部長就任。同年10月、執行役員 CTO 開発本部長に就任。

プロダクト作りの面白さに触れ、エンジニアを志す

ーまず最初に、今井さんは現在どんな役割を担っていますか?

今井:私は2021年よりCTOとして「DELISH KITCHEN」、「MAMADAYS」、「TIMELINE」の3つの動画メディアと、全社横断のシステム開発部の4部門の開発組織を統括しています。

ーご経歴について伺いたいと思います。そもそもなぜエンジニアになろうと思ったのでしょうか?

今井:最初からエンジニアを志望していたわけではなくて、大学在学中にアニメや関連ゲームの会社で初めて実際に自分でプロダクト(イベントサイト)を作ってみた時に「これは面白いな」と思い、より深く勉強をし始めたのが興味を持ったきっかけでした。

ー社会人になってからはどんなことをしていましたか?

今井:留学中のボストンキャリアフォーラムで出会ったサイバーエージェントに入社し、動画系の生配信サービスを提供する子会社の立ち上げに参画しました。Androidエンジニアとして3〜4ヶ月ほど開発をした後、ウェブの立ち上げや動画配信などに携わっていましたね。非常に良い環境で働いていたのですが、エンジニアとしてより成長するために厳しい環境に身を置きたいと思うようになり、次のステップとしての転職を意識し始めました。

創業期エブリーへエンジニア第一号として入社し、CTOへ

ーエブリーに入社したきっかけは?

今井:エージェントから「面白そうな会社がある」とエブリーを紹介いただいたのがきっかけです。当時のエブリーはまだエンジニアメンバーが0人で、『DELISH KITCHEN』のウェブもアプリもこれからという立ち上げ初期フェーズでした。面談で社長の大成さんが語るビジョンに惹かれて、入社を決めました。

ーどんなビジョンに惹かれたのでしょうか?

今井:当時はまだ通信容量があり動画は一部の人のためのものでしかないという感覚だった中で、「動画によるコミュニケーションが当たり前になる時代が来る」というビジョンを語っていました。そして、アプリを作る事だけが最終目標ではなく、既にその先を見据えているという話をしていたと思います。当時はまだOMOやDXといった言葉ではなかったと思いますが、動画やデジタルがオフライン・オンラインに広く浸透した後の世界を思い描いていたところに惹かれました。また、大成さんがエンジニア出身だったという事もあり、話が面白かったんです。

ーエンジニア第1号としての入社だったということで、DELISH KITCHENアプリをリリースした際の開発メンバーの1人ですよね。当時、開発面で何か意識して取り組んでいたことはありますか?

今井:開発面では、2016年当時の新しいAndroidの開発言語「Kotlin」を使用して開発に取り組んでいました。エブリーは時間が限られている中でも、世の中に先駆けてこうした新しい言語や技術を取り入れることに積極的で、今でも開発文化として残っています。

 ーその後、今井さんはDELISH KITCHEN開発部 クライアントグループのマネージャー、DELISH KITCHEN開発部部長などを経て2021年にCTOに就任されました。現在CTOとして、どういったところを重視されているのでしょうか?

今井:引き続き、ビジネスを推進できる開発本部になるというのが大きなテーマです。その中でもリテールメディア構想の実現に向けてオフラインでのサービス提供のための開発力の強化やデータをはじめとした共通基盤の開発、そして開発部としてのさらなる組織化の3つは必須だと思っています。

リテールメディア事業について

ー『DELISH KITCHEN』は現在リテールメディア構想の実現に向けて動いていますよね。リテールメディアは食品分野におけるオンライン・オフラインの購買を起点としたデータを統合し、小売・メーカーの販促DXを進めるとともにユーザーへ1to1のサービスを提供していくものですが、この中でエンジニアが担う役割はどういった部分でしょうか?

今井:サイネージ広告をスマホと連携して店内外へ拡張していくDXの社会実装を実現していくための役割を担っています。つまり、オフラインのサイネージ・ビーコン・AIカメラなどで収集した店頭行動データと、『DELISH KITCHEN』アプリのレシピ視聴データ、小売アプリ内のクーポンや購買データなどをデータで統合し、『DELISH KITCHEN』をプラットフォームとして構築していきます。

ーエンジニアとしてこのリテールメディア構想に携わる面白さはどこにあると思われますか?

今井:実店舗のオフラインデータが拡充していく中で、アプリやウェブなどオンラインのデータといかに突合して活用していくかが大きなテーマであり、エンジニアリングで解決すべき課題としては大きく2つあります。これらをどうクリアしていくかという点に面白さがあると思っています。

1つは、ビッグデータをどのように扱っていくか。データを活用するためには、大量のデータの質を担保しながら管理・維持していくための土台作りが重要です。また、個人情報保護法により国内外で個人情報の受け渡しがシビアになってきています。お客様やユーザーのプライバシーを保護しながら1to1のサービス提供していくために適切なデータ活用を行うために、プライバシーテックなどへの技術的挑戦をしていかなければいけません。

もう1つは、店内外でシームレスに繋がった体験を提供していくべく、オンラインのレシピ視聴からオフラインの店内行動まで含めて複数のサービスに渡った統合的なプラットフォームとしてのUI/UXを構築する技術が問われます。

加えて、1to1でユーザーに合わせてパーソナライズし商品・レシピ情報などをレコメンドするためにはAI、機械学習の技術ももちろん必要です。

『DELISH KITCHEN』の強みと開発組織文化

ープラットフォームやDX、リテールメディアを掲げる会社は数多くある中で、エブリーならではの強みや魅力はどこにあると思われますか?

今井:『DELISH KITCHEN』が保有するプロ考案の50,000本以上のレシピコンテンツと、合計利用者数3,000万人のオンライン基盤、そしてサイネージ設置店舗数1,800店以上のオフライン面での基盤。またそれらによって蓄積される独自データが「リテールメディア」を推進していく上での強みだと思っています。

さらに、先日発表した食品卸である加藤産業・旭食品との協業により、今後小売との連携を強化・拡大させていく下地が整いつつあります。『DELISH KITCHEN』のユーザーグロースのノウハウを活用して、手触り感を持ちながら「リテールメディア」の領域を開拓していける環境は、エブリーならではの魅力です。

ーどんな組織で実現を目指していくのでしょうか。開発部の文化やカラーについて伺いたいと思います。DELISH KITCHEN開発部では、これまでにあったカルチャーを元にして定めた開発指針があるんですよね。

今井:はい。迷ったり困ったりした時に立ち返る指針として、下記の3つをメンバー間で話し合いながら策定しました。これまでのDELISH KITCHEN開発部の中でイケてると思うところを言語化し、そのエッセンスを抽出して開発指針とすることで組織文化として定着させていければと思っています。

Respect Individual

今井:僕たちのチーム(DELISH KITCHEN開発部)は誰かがトップダウンで業務を進めているというよりは、1人1人がちゃんと「自分がチームのために何ができるか」を考えて業務を進めています。つまりは自走できる人が多いんですよね。また使用する技術にも基本的には制限がないので、必要だと思えば新しい技術もどんどん取り入れています。そうやってチームとして最適な状態を常に見極めながら、主体性を持って行動できる個人をこれからも大切にしていきたいですし、チームメンバーを尊重し助け合う風潮もこのまま根付いて欲しいと思っています。

Keep Sharing, Share for team

今井:これは「知識の属人化」と「アウトプットが少ない」の2つの課題を解決するために策定したものです。知識の属人化については、自走するメンバーが多いからこその課題です。こうした課題を解決するために、今後は技術的な会話を通して情報共有を行うことで、知識が属人化してしまうことを防いでいけたらいいなという思いがあります。

こうした思いのもと、テックブログや毎週のテックトークでは各自テーマを自由に設定して技術に関する情報共有を行っています。

Face Customer

今井:僕たちエンジニアはエンジニアリングをするためだけではなく、顧客に価値を届けるために仕事をしています。もちろんエンジニアとして技術を高めることも大切ですが、それは僕たちの仕事の本質ではないと思っています。組織文化としても「施策の意味を考えられる人が多い」という意見が多くありました。顧客に対して価値を届ける手段がエンジニアリングなんだという意識を、これから入社する人にも文化として浸透させていきたいなと思っています。

▲先日開催されたDELISH KITCHEN開発部オフサイトミーティングの様子

ー採用候補者へのメッセージとして、「こんな人と働きたい」という人物像はありますか?

今井:仕事としてだけではなくて、プロダクトとして『DELISH KITCHEN』やエブリーのサービスを好きになってくれる人だととても良いなあと思います。その上で、下記のような方は大歓迎です!

  • ・新しい市場を自ら開拓したい方
  • ・プラットフォーム全体のUI/UX、サービスの繋がりの設計をしたい方
  • ・成長産業の変化に対して柔軟でポジティブな方


『DELISH KITCHEN』開発部は、レシピだけでなく「食」に関わるより幅広い領域での課題解決をすべく新機能やサービスを発展させています。
その中の1つが、先ほどお話した「リテールメディア」構想でリテールDXを推進していくことです。また、今年9月には『DELISH KITCHEN』アプリユーザー向けにヘルスケア機能をリリースしました。『DELISH KITCHEN』は単純なBtoBでもBtoCでもなく、toBとtoCの両面に向けて「食」にまつわる課題解決のため多角的にアプローチをとり続けていきます。エブリーのエンジニアについて、もっと詳しく知りたい!という方はぜひ記事下のリンクからお話を聞きに来てください。

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