VP of Marketingが考える、顧客起点で事業課題に取り組むマーケティング組織

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事業横断で職種ごとの成長支援や人事評価、採用強化などの役割を担うエブリーのVice President (VP)。この記事では、VP of Marketingを務める鳥居が、マーケティング組織のキャリアやミッションについてまとめました。


鳥居 慎太郎 
Vice President of Marketing
TIMELINEカンパニー サービスグロース部 サービス企画グループ マネージャー
新卒でモバイルマーケティングの(株)D2Cに入社。広告メディアの販売・開発の他、ゲーム事業の立上げに参画。大手ゲーム会社との協業タイトルの責任者を務める。2018年8月エブリーに入社。『MAMADAYS』のコマース事業を牽引したのち、2022年7月に『TIMELINE』サービス企画グループ のマネージャーとしてクラウドファウンディングサービスの立ち上げに参画。同時にVice President of Marketingに就任し、全社横断でマーケティング組織の成長を推進する。




顧客起点で事業課題に取り組むマーケティング組織

ーまず最初に、エブリーのマーケティング職について教えてください!どんな役割を担っているのでしょうか。

鳥居:エブリーのマーケティング職は、デジタル広告運用やリサーチなどの専門スキルを強みに、集客や顧客理解をはじめとする事業課題を解決し、事業をドライブさせていくポジションです。アプリインストール数向上などの特定のKPIを延々と追い続けるのではなく、経営/事業課題を見極めながら半期ごとに目標設定を行い、様々なミッションに取り組んでいただいています。

鳥居:エブリーの事業領域は、ECやサブスクリプションサービスなどのBtoC事業から、広告事業をはじめとしたBtoB事業まで非常に多角的です。また、ユーザーマッチング事業などの新規事業へのチャレンジも積極的に行っています。

ユーザーマッチング事業では、普段から弊社サービスをご利用いただいてるユーザーに対して、よりサービス体験価値の向上を目指し、顕在化しているニーズだけではなく、より潜在的なニーズにもアプローチしています。

例えば『DELISH KITCHEN』は「今晩のレシピを決める」事に役立ちますが、ユーザーにとって「食」は生活をする上での1要素でしかありません。ユーザーの生活がより豊かになるよう、自社だけではアプローチできないニーズに対してクライアントとパートナーシップをとってサービス提供しています。

エブリーのマーケティング職は、これらの様々な事業領域や、フェーズによって変化していくミッションへの対応が求められます。とても大変ではありますが、マーケターとして成長し続けられる魅力的な環境だと思っています。

ー幅広い知見が必要になるのですね。マーケティング職のVPを務める鳥居さんが、マーケティングにおいて重視していることはどんなことですか?

鳥居:顧客起点で考えることを重視しています。様々な事業課題に対応するためには、ルーティン化した小手先の広告手法では通用しません。そのためエブリーでは、NPS調査やユーザーインタビューを行い「本当の課題は何なのか?」「エブリーのサービスでどう解決できるのか?」といった問いに様々な角度からアプローチし、顧客課題に立ち返って施策を考えられるチーム作りを進めています。プライバシー規制が強まり、アドテクノロジーに頼ったマーケティング手法が通用しなくなる中、地道に顧客課題に向き合えるチームの地力がとても重要になってくると考えています。


ジョブローテーションでスキルアップをあと押し

ー顧客課題を起点とした本質的なマーケティングを行っていくために、マーケターとしてのスキルアップや成長の面ではどういった支援を行っているのでしょうか。

鳥居:再現性を持って様々な事業課題に対応できるよう、マーケティング職では積極的にジョブローテーションを行っています。一つの領域に特化することを否定している訳ではありませんが、あまり長く業務が固定化してしまうと、新しい施策にチャレンジするより既存施策の運用に割く時間が長くなり、マーケターとして経験の幅を広げにくくなることもあります。

エブリーが展開している複数事業の様々なポジションを経験していただくことで、広告運用やLPOなどのデジタルマーケティングのスキルから、プロジェクトマネジメントなどのベースのビジネススキルまで、一つ一つ積み上げていけるよう、定期的に1on1を行いながらミッションが行き渡るようにしています。


失敗から学ぶ。未経験の領域もまずはチャレンジ

ーマーケターとして一定の経験を積んだ後は、中長期的にどんなキャリアステップが考えられるのでしょうか?

鳥居:現在のマーケチームには、営業からマーケにキャリアチェンジして基本的な広告運用から学んでいる方もいれば、職能の枠を超えて事業責任者にチャレンジしている方もいます。一人一人志向が違うので一概には言えませんが、事業責任者やPdMなど、事業やプロダクト全体にコミットするポジションを経験して欲しいと考えています。プロモーション等の個別領域を極め続ける道もあると思いますが、事業やプロダクトをグロースする上で「マーケティング」に求められる役割を俯瞰して見る事で一段成長できる機会になると考えています。エブリーには機会がたくさん転がっていますので、意欲のある方のチャレンジを後押しするようにしています。

ーエブリーで働く魅力はどんなところにあると思いますか?

鳥居:エブリー全体に、成功不成功に関わらず挑戦する人を応援する文化があり、新しい施策にチャレンジしやすい風土があると思います。私自身、入社直後に自分が担当した企画で障害を起こし多くの方に負担をかけてしまった事がありましたが「ナイスバッティング!」と声をかけていただき、また次のチャレンジに前向きに取り組めた事を覚えています。新しい施策をアグレッシブに検証していける環境は、マーケターにとって大きな魅力だと思います。

また、エブリーでは企業バリューに「360度誠実」を掲げており、全ての職種で顧客に誠実に向き合って業務を進めています。例えば『DELISHKITCHEN』のSNSにコメントをいただくユーザーからの質問一つをとっても、「適切に回答ができているか?」「レシピ自体の記載を見直す事でもっとわかりやすくできるのでは?」と議論を重ね、サービスに還元しています。このように、各事業領域において誠実に運営されているプロダクトを全力でプロモーションできる事は、マーケティング担当者にとって一番の幸せなのではないかと思います。

ー最後に、今後の展望を教えてください!

エブリーには、成長が望める魅力的なプロダクトや事業がたくさんあり、成長するためにはチャレンジの質と量とスピードを上げていく必要があります。今後も、顧客課題に向き合い、たくさんの仮説と検証が生まれ、事業をドライブしていけるマーケチームにしていきたいです。

最後に、エブリーではマーケティング職を採用募集中です!この記事の考え方に対して共感いただけた方、もしくは興味を持っていただけた方はぜひお話を聞きにいらしてください!


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