
本日は、コーポレート本部で新卒採用を担当している新井 資生さんにお話を伺いました。
これまでのキャリアで培った経験やノウハウを活かし、エブリーの新卒採用を牽引する新井さん。2025年6月にはベストルーキー賞を受賞されるなど、入社半年足らずで目覚ましい成果をあげています。
今回はそんな新井さんがエブリーへ転職を決めた理由や、新卒採用担当として大事にしている事などを深く掘り下げていきます!
新井 資生
コーポレート本部 経営管理部 ピープル&コミュニケーショングループ 新卒採用チーム リーダー
新卒で大手不動産会社に入社。1年目で個人向けの不動産営業を担当し、女性初の新人賞を受賞。その後、法人向けの不動産営業も経験したのち、同社採用担当へ異動。新卒の採用人数を2倍以上にスケールするフェーズで、採用活動全般に携わる。2025年2月にエブリーに入社。新卒採用担当として従事。
「人の力」で会社を変えたい
ーエブリーへの入社経緯を教えてください!
新井:会社を大きくするフェーズで自分が主体となって働きたいと思ったからです。
取締役の菅原さんから「これからエブリーをさらに成長させていくため、採用をさらに強化していきたい」という話を聞いたことがきっかけになりました。
というのも、前職の大手不動産会社でも事業の成長と共に会社が大きくなる過程を経験しました。そこでは社員のモチベーションが非常に高く、その環境で働くことがとても楽しく感じられました。
自分も、あの時のような活気のある環境を自らの手で作る側になれたらもっと面白いだろうと思ったんです。そのため、もう一度ベンチャー企業で働きたいとエブリーへの転職を考えるようになりました。
ーその思いを持ったうえで、エブリーに決めた理由を教えてください!
新井:私がやりたいこと、描く世界観を叶えられると思ったためです。
前職での経験の中で「人」の大切さを強く感じました。どんなにお金や素晴らしいプロダクトがあっても、それを実行したりスケールさせるのは「人」だと思っています。
前職で採用担当を経験して「人」に関わってきたからこそ、私は誰よりも「人の力」を信じていますし、人の力で会社を大きくしたいと考えていました。
ー「人の力」で会社を変えるために、採用に力を入れようとしているエブリーに興味を持たれたのですね。
新井:はい。さらに取締役の菅原さん、代表の吉田さんとお話をしていく中で、自分の採用や人に対する想いに共感していただけたこと、そして、経営陣が時間やお金を「人」に投資していることを知り、その姿勢を非常に魅力的に感じました。
エブリーは人を大事にしている会社だと感じたからこそ、自分もコミットしたいと思い、入社を決めました。
「悩む」のではなく「とにかくやってみる」
ーこれまでのキャリアについて教えてください!
新井:自らを成長させられる企業に入りたいと思い、当時ハードな働き方で有名だった大手不動産会社に入社し、13年間働きました。
選考の中でもかなりはっきりとフィードバックをもらい、入社後もこんなに言われるのか...と思うと、入るのが一番怖いと感じた会社でした。
ただ、それだけ自分に向き合ってくれる会社だと思いましたし、今逃げたら後悔すると感じて覚悟を決めました(笑)
そこで個人営業、採用、法人営業を経験し、最後のキャリアが新卒採用でした。
ー前職の会社で学んだことや、今でも大切にしていることはありますか?
新井:入社当初からずっと言われていた「やる気が全て」ですね。「やる気が全て」と聞くと、根性論だ!と思うかもしれないですが、長く働いていく中で本当にそうだなと思えるようになりました。
成果は「知識×経験×行動量」で決まると思っています。新卒は知識、経験では勝てない。だからこそ差がつくのが行動量=やる気の部分です。
成果を出すには、「とにかく動いて試す」ことが必要で、今の自分にできないことに対して、「悩む」のではなく「とにかくやってから考える」ことを何万回転もやれたことで、今の自分があると思っています。
ー具体的にどのような場面で、やる気や行動量の大切さを実感しましたか?
新井:例えば前職では、内定者期間中や1年目の時は全員登竜門のように「不動産探してませんか?」と見知らぬ人に街中で声かけをしていました。
私は、営業に苦手意識があり、人見知りでもあるので、はじめはなかなか声をかける勇気が出ず。20分ほど吟味して、最初に声をかけたのは優しく接してくれそうではある一方、契約は難しそうな高齢の方でした。
結局初日は、同期が声かけでお客様情報を10件獲得しているのに対して、私は0件でした。
それでも、毎日動いて、改善してをくり返したことで、お客様の獲得に悩まなくなりその日のうちに家を買ってもらうこともできるようになりました。やってみることで、苦手意識を克服するだけでなく、そこから新たな課題にも挑戦できるようになりました。
今では、経験がなくて不安な時でも、やったほうがいい理由を探すようにしています。とりあえずやってみることで、いい結果がついてくるはずだと思えるようになりました。
ーその後、営業から採用担当の職種にキャリアチェンジされたとのことでしたが、その時、戸惑いや迷いはありませんでしたか?
新井:採用に配属になった当初は、私はもっと営業で結果を出せるようになりたかったのに!と、もう少し営業を続けたい想いもありました。しかし、採用の業務に関わる中で、「採用」という仕事が持つ大きな価値を知りました。
なぜなら、採用は結果を判断するまでの期間が長いからです。採用したら終わりではなく、その人が入社後どんな活躍をしたか、その人が入って会社がどう成長したかも評価対象になります。長期的な視点が必要で、その判断がすごく難しいんです。
会社の経営にとって「人」というのは重要な部分です。そんな仕事に関われることは、難しくもとてもやりがいがあると感じていました。
単なる「人事担当」ではなく、人生に寄り添う採用を
ーあらためて、エブリーでの業務内容を教えてください!
新井:現在は、ビジネスとエンジニアの新卒採用担当として、人員計画に沿った企画設計や採用活動を行っています。
また、採用だけで終わらず、内定を出した後に面談や内定者研修などを行っています。
内定者の方に入社してもらえるように、また、入社後活躍してもらえるような土壌作りですね。採用だけで終わるのではなく、最後まで責任を持って教育できるような研修づくりみたいなこともやっています。
ー研修とは、具体的にどのような目的で行っているのでしょうか?
新井:新卒1日目、4月1日から即戦力となれるような人材の育成を目的としています。
具体的には、企業理解や社会人としての基礎、マインドセットなどを、研修やワークを通じて獲得してもらえるように内容を組み立てています。エンジニアに関しては、現場の方に協力してもらいながら、技術面での研修も実施しています。
ー業務の中で大切にしていることはありますか?
新井:採用担当が学生としっかり関われる仕組みづくりです。
私の美学として「採用担当がその人のことを語れる採用」をするべきだと考えています。その人の人生を預かっているという意識を持ち、良いところや課題が残るところ、採用する理由やその人が入る理由をしっかり採用担当が責任を持って把握するようにしています。
なぜなら、学生は自分のことをあまり知らない、関係性の薄い採用担当の言葉を聞きたいとは思わないと思うからです。
採用担当がフロントに立って相手の記憶に残る、あなたがいたから入社を決めた、と思ってもらえるくらいでないと、意味がないと考えています。
そのために、相手を知り、時には指摘もできるような関係作りのための採用スキームをつくる必要がありました。
その人の人生を預かる覚悟で、責任を持った採用をすることを大事にしています。
ー1日の流れを教えてください!
新井:朝出社してから帰るまで、基本は学生さんと面接や面談をしています。多い時には1日で10人とお話をすることもあります。
加えて、事業部を巻き込んだ新卒採用をやっていこうという方針になっているため、事業部とのミーティングや採用資料の作成を行ったり、採用イベントや懇親会に参加したりしています。
採用でも営業でも恋愛でも(笑)、接触頻度がすごく大事で、相手と会わないことには何も始まらない。前職では、資料作ってる時間は営業活動ではないと言われていました。採用も営業みたいなものですから、人と話すことを一番大切にしています。
最後に
ー今後の目標や、エブリーで成し遂げたいことを教えてください!
新井:新卒採用をしているので、やはり新卒にはすごく期待を持っています。
採用した人たちがいち早く成果を出し、会社を引っ張っていくような存在になってもらい、新卒が活躍する文化を作っていきたいです。
今はまだ中途入社の方の割合が多い会社です。しかし、これからは若手ももっと活躍していくような、いい意味で競争が起こるような採用や評価制度を作っていきたいと思っています。
ー就活中の皆さんにメッセージをお願いします!
新井:「仕事は本気でやるから面白い」ということを、まず伝えたいです。
仕事を「面白くないもの」と思っている就活生の方も多いと思いますが、実はとても面白いものです。
充実感を覚えることって、友達と飲んだことや遊びにいったこと以上に、一生懸命取り組んだものだったりしますよね。仕事も同じで、本気で取り組めばどんな仕事も面白く感じられると思っています。
私自身エブリーに入社してから、新卒採用という業務に本気で取り組み、ベストルーキー賞を受賞するなど、日々面白さを実感しています。
そのため会社を選ぶ際には、業務内容や制度も大事かもしれませんが、それ以上に自分が本気でやりたいと思える環境かどうかということを大切にしてほしいです。
エブリーは、年次に関係なく経営陣に対して意見が言えたり、自分で事業を動かしていくことが求められる環境があります。
「会社を大きくしたい」「成長したい」と考えている方にとっては、仕事に本気に向き合える環境なのではないかと思っています。詳細については、ぜひ採用ホームページを見てみてください。お待ちしています!
