【登壇レポート】ログラス社主催のLoglass AI TALKにエブリー村上・大川が登壇しました!

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目次

2025年6月26日(木)、ログラス社主催のイベントに、弊社開発部長の村上・プロダクトマネージャーの大川が登壇しました。今回のevery.thingでは、イベント当日の様子を紹介します。

登壇内容の詳細については当日の登壇資料(①村上②大川)をご覧ください。

登壇者

デリッシュキッチン開発部 部長
村上 将也

2019年4月より株式会社エブリーに入社。現在はレシピ動画メディアの「デリッシュキッチン」の開発部長として開発全体を管轄。


デリッシュキッチンカンパニー プロダクトマネージャー
大川響生

新卒で株式会社エブリーに入社。食品メーカーや小売企業向けの広告ソリューションのプロダクトマネージャーを経て、現在は「お得に作れるレシピが見つかる!」体験のプロダクトマネジメントを担当。

イベント概要

本イベントでは、生成AI時代におけるプロダクト開発組織の変化に焦点を当て、AIエディタ「Cursor」を全社展開した2社が登壇。

「Cursor」の導入事例のみに留まらず、「なぜ導入したのか?」「どう組織に定着させているか?」「現場でのボトムアップ活用、定着の工夫とは?」といった現場でのリアルな実践知を、プロダクトマネージャー(PdM)・デザイナー・エンジニアといった各職種の視点から深掘りしたイベントになりました。

登壇内容

エブリーからは、開発本部長の村上とプロダクトマネージャーの大川が登壇。AI時代には職能の境界が曖昧になり互いの領域に染み出していく姿勢が重要であり、チーム・組織全体でのAI活用が将来への重要な投資であることが語られました。

▪️開発部長:村上

村上は、「AIファーストな開発チームに向けた、職能横断での取り組み」をテーマに登壇。

プロダクト価値の最大化には、職種横断でのAI活用が重要なこと、また、エブリーが目指すAIファースト・カンパニーの実現に向けた「エンジニア組織に閉じない」職種横断の取り組みについて、デザイナーとの協働事例を交えながら紹介しました。

エブリーではデザインシステムを整備し、AIが再現性高くデザインをコードできるような仕組み作りを進めています。当日は、複雑なUIをAIがデザインするための工夫などについて語られました。

また、これまで活用がみられなかった業務でのAI活用は短期的に時間と労力を要しますが、将来の開発においては大きな投資回収が見込まれているという今後の展望も交えた登壇となりました。

▪️プロダクトマネージャー:大川

大川は、「プロダクトマネジメントの中のプロジェクトマネジメント的なところを、Cursorで代替できないかトライしてみた」をテーマに登壇。

エブリーでは、Cursorを活用してプロジェクトマネジメント業務の効率化を試みていること、また、問い合わせ対応やクエリ生成などではCursorにより大幅な時間短縮が実現したものの、議事録からのネクストアクションの提案や製品要求仕様書の更新にはまだ障壁があることなど、実際の成功・失敗事例を紹介。

今後、Cursorの導入促進により戦略立案などに多くの時間を割けるようになることで、個人の業務改善だけでなく、組織全体を巻き込みながら業務効率化を進めていく展望が語られました。

「Cursor」の導入については、「every Tech Blog」の記事も合わせてご覧ください。


エンジニアリングにおける生成AI活用の現在地 - every Tech Blog

タイトル 株式会社エブリーでCTOを務めている今井(@imakei)です。 今回は、弊社で2ヶ月前に導入したCursorの成果についてお話しします。 結論から言うと、Pull Request数が2倍に増加するという、予想を上回る成果が出ています。 Cursorの導入とその背景 弊社エブリーは「明るい変化の積み重なる暮らしを、誰にでも」をパーパスに掲げ、レシピ動画メディア「デリッシュキッチン」などのサービスを展開しています。AIファーストカンパニーとして、プロダクトでのAI活用はもちろん、開発現場でもAIの実用的な活用を進めています。 その中で、下記のような価値実現を目指し、Cursorを導入し…

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エブリーは、AIを活用した開発環境の整備を通じて、より本質的な価値創造に集中し、更なる高品質なサービスの提供とイノベーションの推進に努めてまいります。

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