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toCビジネスにおけるプロダクトマネージャー(PdM)のやりがいとは?

プロダクトマネージャー(PdM)としてユーザーへ価値を届けるやりがいや、フェーズが異なる事業を経験するエブリーならではの楽しさについて深堀りしました!お話を聞いたのは、エブリーの『DELISH KITCHEN』『MAMADAYS』でPdMを務めるお二人。

  • 鈴木 瑞穂
  • DELISH KITCHENカンパニー サービスグロース部 SNS User Growthグループ マネージャー
  •  
  • 2016年、新卒で株式会社ユニラボに入社。法人営業として新規取引先の開拓を担当したのち、マーケティング部にてオウンドメディアの編集長として運営。その後、2017年に起業しメディア事業の運営、共同創業者として事業推進を行う。翌2018年にM&Aで会社売却し、新会社を起業、2年間ほどメディア事業の運営を行う。2020年株式会社エブリーに入社。

 

  • 西村 匠
  • DELISH KITCHENカンパニー サービスグロース部 Web User Growthグループ マネージャー
  •  
  • 2015年、新卒で企業向けのWebマーケティングコンサルを行う会社に入社。コンテンツマーケティングを目的としたWebコンテンツの制作サービスの運営責任者を務める。2020年5月に株式会社エブリーに入社。『DELISH KITCHEN』のプロダクトマネージャーとしてサービス改善を担当し、現在はマネージャーとして従事。

Webマーケティングの経験を、新たな領域で生かしたい

ーまずは、これまでのご経歴を教えてください!

鈴木:大学時代は、東日本大震災の被災地である宮城県石巻市や、貧困格差が拡大するカンボジアで、ボランティア活動をしていました。より多くの人を巻き込んでいくためには、ITやWebの知識が必要だと感じ、新卒でtoBのビジネスマッチングサービスを運営する会社に入社しました。その後共同創業者として起業し、メディア事業を運営。翌2018年に売却後、新会社を立ち上げ2年間ほど運営しました。SEOやメディア運営を軸に、起業した会社ではそれらに加えて経営業務全般に携わっています。

西村:新卒で企業向けのWebマーケティングコンサルティングを行っている株式会社ウィルゲートに入社しました。そこでマーケティング支援の一環として、Webコンテンツを制作するクラウドソーシングサービスの運営に携わり、5年間ほど従事しました。案件の進捗管理や品質管理などコンテンツ制作の運用から、クライアント向けの商品企画、クリエイターの集客、サービスの機能改善まで幅広く行ってきました

ーお二人ともWebマーケティング関連のご出身なんですね。なぜエブリーへプロダクトマネージャー(PdM)として入社しようと思われたのでしょうか。

鈴木:私は、これまで所属していた会社規模より大きい組織でさまざまなバックグラウンドを持つ人と働く経験をしてみたいと思い、転職を考えました。エブリーは『DELISH KITCHEN』という基幹事業(10→100)がありながら、周辺ではリテールソリューション事業、『MAMADAYS』、『TIMELINE』など0→1、1→10のフェーズの事業もあります。これまでのマーケティングの経験を生かしながら、キャリアの幅を広げられるのではと思い、PdMとして入社しました。

西村:理由は大きく2つあります。1つ目が、多くの人にとって身近な「食」という分野でtoCへのビジネスを行っている点です。前職ではtoBのクライアントワークだったので、多岐に渡るクライアントのビジネスの背景について、詳細を把握することが困難でした。加えて、最終的な消費者であるユーザーへ、どのように価値提供できているのかが見えづらかったんです。そこで、toCの事業会社で身近な分野の仕事に携わり、よりユーザーに寄り添ったサービス作りをしたいと思ったのが1つのきっかけでした。

2つ目は、エブリーが常に新しい事業にチャレンジしている点です。前職で携わっていたサービスがひと区切りついたという感覚があり、もっと成長している事業領域に携わりたいと思いました。オンライン上だけでなくオフラインへも進出し、データ基盤を活用してOMOを推進しているエブリーで働きたいと思いました。


ーエブリーに入社されてからのご経歴と、現在の具体的な業務内容について教えてください!

鈴木:マネージャー/PdMとして、DELISH KITCHEN』SNSのグロースを担当しています。SNSではフォロワー数総合600万人以上*と、現在企業アカウントとして国内トップクラスのフォロワー数を抱えています。ユーザーの反応を見ながら、どんなコンテンツが求められているのかを考え、様々な打ち手を取っています。『DELISH KITCHEN』で培ったノウハウを展開すべく、今年1月からは『MAMADAYS』のSNSグロースを兼務しています。

*Instagram / Twitter / YouTube / Facebook の合算フォロワー数

西村:エブリーに入社してからは、『DELISH KITCHEN』のWeb User GrowthのPdMとして携わっています。エンジニアとのUI改善や、ディレクターとのコンテンツ制作改善などのプロジェクトを進めたのち、現在はマネージャーとしてWUG全体の戦略を立てたり、他部署との連携を担っています。

開発面では、ユーザーの行動ログなどを参照しつつ、課題となっている箇所の仮説を立てて、新しいUIの検証などを行っています。コンテンツ制作では、キーワード選定や制作部門との連携、既存レシピの改善などが主な業務ですね。鈴木さんと同じく、1月から新しく担当領域が増え、『MAMADAYS』 Webグロースの領域を兼務し始めました。

 

 

toCサービスのPdMとして大切にしているのはデータから読み取る「ユーザー目線」

鈴木さんは主にSNS、西村さんはWebを担当していらっしゃるんですね。SaaSなどtoB向けのサービスが流行している中、『DELISH KITCHEN』『MAMADAYS』のようなtoC向けサービスでPdMとして携わるやりがいや意義はどういったところだと思われますか。

西村:私自身toBの経験もあるのですが、toCのサービスではより難易度が高いからこそのやりがいを感じています。toBの場合は、たとえば経費削減など合理的メリットを説明できればお客様に価値を感じてもらえやすいですが、toCの場合は、例えば時短で調理できるなどのメリットに加えて、定量化が難しい「人の感情」に訴えていく要素が重要になってきます。データや技術を使ってそういった部分を定量化していくなど、今までにない価値を生み出していく面白さがありますね。SNSでは特にその傾向が強いですよね。

鈴木:確かにそうですね。toBやSaaSビジネスの場合、決められた完成形に向かって開発していって、サービス導入後は基本的に継続利用されることが多いと思います。toCのサービスやSNSグロースの場合、ユーザーから選ばれ続けるためにニーズに合わせて改良し続ける必要があります。社会的なトレンドの変化による影響を強く受けるため、常にそれらをキャッチアップする大変さはありますが、現場の意思決定により結果が大きく変わるのが面白い点です。

西村:また、多くのユーザーを抱えるサービスでは、自分の進めた施策の結果が、ユーザーの行動ログやリアクションとして、すぐに目に見えて返ってきます。難易度が高い分、成功した時のインパクトは大きく、しっかりと手応えを感じながらPDCAを素早く回していけることがモチベーションになっていますね。

鈴木:安定した1つの道を行くよりも、試行錯誤しながら先が見えないところを切り開いていくのが好きな人には向いていると思います(笑)。

ーあえて難易度の高い領域にチャレンジすることは、PdMとして今後のキャリアにもプラスになりそうですね!プロジェクトマネージャー(PdM)のミッションは、プロダクトを通じてユーザーの課題を解決し、事業として成立させていくことですよね。このミッションを果たす上で、どんなことを大切にしていらっしゃいますか?また、ユーザーの感情やトレンドを、どのように捉えているのでしょうか。

鈴木:ユーザーにとって価値があるかどうかで判断することを重視しています。ユーザーの反響を見ながら、喜ばれた点をコンテンツ単位で言語化し、悩みを持つユーザーに届くよう仮説を立てて投稿文や内容を考えています。数値分析も大事ですが、SNSにおいては特に定性的なコメントやトレンドを見ながら素早く仮説を立てて検証していくのが大事です。

西村:Webの施策を考える際は、データやN1インタビューから、ユーザーの属性や利用目的、生活の中で使うタイミングや解決すべき課題をクリアに想像して仮説を立てています。例えば、「このユーザーグループは仕事と家事両方で忙しいので、電車で動画を見てレシピを決めて、駅からの帰り道に買い物に寄ってるんだな」とか。データの裏にある、現実のユーザーの生活や心理を想像することが、ユーザーの生活を豊かにするプロダクト作りにつながると考えています。

 

ーデータ分析によりプロダクトの価値を引き上げた施策の一例を教えてください!

西村:『DELISH KITCHEN』のレシピページに流入したユーザーの中で、対象のレシピコンテンツで課題解決ができなったユーザーに対し、関連レシピを提案し、別のレシピページを閲覧してもらえるようにするための施策を実施しました。

ー「関連レシピ」とは各レシピページの下部にある「その他のおすすめレシピ」のことですね。

西村:そうです。改善前にも既に関連レシピの項目はありましたが、あまりクリックされていなかったため、課題を特定して改善する必要がありました。

関連レシピのうち、クリック率が高いものと低いものの傾向を分析する中で、ある要素と相関があるのではという仮説が見えました。データから見出した要素をもとに検証を進め、ユーザーにレシピを提案するようにロジックを修正したところ、関連レシピのCTRの数値が大幅に改善しました。この施策により『DELISH KITCHEN』のレシピページに流入したユーザーに対して価値提供を増やすことができ、結果として『DELISH KITCHEN』内の回遊率が上昇しました。

ーさまざまな要因がある中で、特定の相関のある要素を見つけ出すのは難しそうですね。データを読み取るスキルが磨かれそうです。

西村:そうですね。ユーザーの課題や悩みを探る中で、大量のユーザーデータから必要なデータを抽出、集計してこれまで見えてなかった課題を見つけていく力が身に付きました。

『DELISH KITCHEN』に蓄積されたデータは創業当時から現在まで1100億レコード以上にのぼります。膨大なデータがある中で、単にSQLを書いて集計するだけでなく、何を見るのかという論点設計が難しいのですが、繰り返し実践する中でそういった設計力も身についてきました。

鈴木:どうしたら課題を解決できるのかという設計部分や仮説力が大事になってきますよね。エブリーでは現在、会社全体としてデータ活用人材を増やしていく取り組みを始めています。エンジニアでない職種の方もデータを扱えるようになることは、企業としても個人としても強みになってくると思います。

 

フェーズが異なる事業が存在するエブリーだからこその、PdMのやりがいとは?

ーお二人とも1月から『DELISH KITCHEN』と『MAMADAYS』の2つのサービスに同時に所属していらっしゃいますが、現在どんなことを感じていらっしゃいますか。

鈴木:今年から兼務になったことで、『MAMADAYS』では新しいフェーズでのグロースにチャレンジできたり、『DELISH KITCHEN』ではある程度オペレーション化されたフェーズだからこその課題解決に向けてアクションできたりと、刺激が多くとても楽しいですね。蓄積されたノウハウを異なる領域で生かすことで、事業成長にもつながりますし、自分自身にとっても勉強になる環境です。

西村:フェーズもターゲットも異なる2つのサービスに同時に携わることができるのは貴重な体験ですね。加えて、どちらのチームにも優秀なPdM、エンジニア、ディレクターの方が多く在籍していらっしゃいます。CxOの経験を持つ方や、フルスタックエンジニア、テレビ業界出身の方などさまざまなバックグラウンドを持つ方とノウハウを交換することで、今後組織的にも個人的にも成長していけることがとても楽しみです。

ーちなみに、『MAMADAYS』との兼務は、ご自身で希望されていたんですか?

鈴木:個人として新しいことをやっていきたい」という話はしてきていて、実際に自分の領域以外のことでも積極的に動いていました。そんな中『MAMADAYS』との兼務のお話をいただいたので、2つ返事で承諾しました。

西村:私も同じような経緯でしたね(笑)。

 

ー最後に、エブリーはどんな環境だと思われますか?

鈴木:やはり『DELISH KITCHEN』『MAMADAYS』『TIMELINE』とフェーズの異なるサービスや業務が複数ある点は、エブリーならではの魅力だなと感じています。さらにその中で、やりたいことを発信し続ければチャンスが回ってくる雰囲気があるので、自分次第で幅広く成長できる可能性のある環境だと思います。

西村:手を上げればチャンスが回ってくる雰囲気があるという点は私も同じように思います。実際にアサインされるかどうかはタイミングや状況にもよると思いますが、いい意味でフラットな雰囲気なので、今の役割に捉われずにみなさんチャレンジしたり発信したりされています。例えば、Slackで業務に関する投稿をすると、普段関わりのない部署の方が反応してくれたり。幅広い領域に関心度高くキャッチアップして、社全体で1つのチームとしてミッションを進めていく雰囲気があると思います。

ー今後の展望を教えてください!

鈴木:個人としては、PdMとしてキャリアの幅を広げるのはもちろん、「この人にチームにいてほしい」と思われる人になりたいですね。事業に関しては、『DELISH KITCHEN』、『MAMADAYS』ともにフォロワー数のグロースを通した広告価値・アプリユーザー転換数の向上、ひいては収益向上を目指します。ユーザーへの提供価値を高めていけるよう、新しい施策をどんどん回していきたいと思います。

西村:よりWebのユーザー数を増やしていくことに加え、アプリインストールやプレミアム課金、ECなど、他事業部への貢献も大きくしていければと思います。そのためにも、まずはWeb/App/SNSそれぞれのユーザーグロースのノウハウを横連携し、『DELISH KITCHEN』『MAMADAYS』として総合的なブランド力や組織力などを高めていきたいです。

ーありがとうございました!部門や役割にかかわらず、フラットに挑戦できるカルチャーなんですね。
そんなエブリーで、自分を成長させながら働いてみたい!と感じた方は、ぜひページ下部のリンクよりお話を聞きにきてください。

▶︎プロダクトマネージャーについての他の記事はこちらからご覧ください。

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