エブリーとともに圧倒的な成長を。社長が語る、目指す未来に向けての挑戦と、新卒社員への期待

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就活中の皆さんへ。エブリーの代表取締役 社長を務める吉田に、創業の想いから事業の展望、新卒社員に対する期待などを語ってもらいました。


吉田 大成
代表取締役 社長 CEO
 
2005年、ヤフー株式会社に入社。 2006年10月、グリー株式会社に入社し、2010年12月から同社執行役員、 2012年9月 同社 取締役執行役員常務に就任し、日本事業全体を統括。 2015年9月 株式会社エブリーを創業。 2017年、Forbesによる「Forbes JAPAN 日本の起業家ランキング2018 ライジングスターアワード」第1位を受賞。「DELISH KITCHEN」がApp Store・Google Play共に「BEST OF 2017」に選ばれたこの年、エブリーとしても「Forbes JAPAN WOMEN AWARD 2017 企業部門 300名未満の部」を受賞。また、「2018日本アドバタイザーズ協会 2017 Webグランプリ Web人賞」受賞。


誰もが安心して支えるインターネット世界を目指して、今までもこれからも常識さえも覆す挑戦を。

ーエブリー創業に至った経緯と、これまでの歩みを教えてください。

吉田:2015年にエブリーを創業しました。当時は約7,000万人にスマートフォンが普及し4Gのサービスが開始したタイミングで、老若男女が常時インターネットにアクセスすることが可能になり、大容量・高品質のコンテンツへアクセスできるようになりました。一方で、インターネットメディアの信頼性は低く、必要な情報の取得にはインターネットリテラシーが求められました。誰もがこの技術の進化の恩恵を得られていない実情に課題を感じ、解決を目指すべく起業しました。

創業から8年で、『DELISH KITCHEN』『トモニテ(旧 MAMADAYS)』『TIMELINE』は大きく成長し、6,000万人を超える方々の暮らしに寄り添うサービスになりました。私たちが提供するサービスは、ひとりひとりの暮らしにまっすぐに向き合い、”暮らしのパートナー”として、前向きなきっかけをひとりひとりの日常にとどけることを使命としています。

【前編】エブリーの目指す世界 〜新たに策定したパーパス(Purpose)とは〜
【後編】パーパス・ミッション・バリューはどのように策定されたのか?込められたエブリーの思いとは?

吉田:私たちの事業の価値は、「このメディアなら正しく発信してくれている」と誰もが安心して見られるPGC(Professional Generated Content)メディアを構築していることです。「インターネットメディアとは信頼性が低いものである」、「コンテンツに投資するメディアはビジネスとして成立できない」と言われ続けた業界の常識をエブリーは変えつつあるのです。

そして、私たちの組織の強みは、これら大規模メディアの「圧倒的に素晴らしいサービス」をつくる技術力とチーム力です。ユーザーの半歩先を形にすべく、プロダクトを生み出すことに挑戦し続けています。大容量のコンテンツを雑誌をめくるようにストレスなく閲覧できる、ひとりひとりの暮らしに合わせて最適な情報を届ける、大規模データを基に新たなソリューションを生み出す等、テクノロジーの力で暮らしの変革に挑んでいます。

「新しい未来の暮らし」に向けた、エブリーの3つの挑戦

ー今後はどんなことに挑んでいくのでしょうか。

吉田:成し遂げられていることがある一方で、私たちのサービスはまだ6,000万人にしか届いてません。「前向きなきっかけを、ひとりひとりの日常に届ける」ミッション実現のためには、さらなる変革に挑戦し、圧倒的な成長を実現していく必要があります。

その挑戦の1つが、リテールメディアによるオフライン領域への進出です。5G/IoT時代、オンラインとオフラインが統合される時代だからこそ、今まで価値提供できてこなかったことが技術的に実現できるようになりました。2018年から取り組んできた結果、現在は70社の企業・2,300店舗以上の小売への導入が実現し、エブリーは日本で唯一、オンラインメディアとリテールメディアを運営する企業になりました。両方のメディアを大規模に運営している私たちにしかできないサービスを提供し、「新しい未来の暮らし」に挑戦します。
リテールメディアで「新しい未来の買い物体験」を。20兆円マーケットの変革に挑む

さらに、AIの活用促進により、サービスをさらに進化させていきます。現在においても、レシピのレコメンデーションや検索のアルゴリズムにおいてはAIを活用し、よりユーザーさんのニーズに合ったレシピを見つけやすいようになっています。
今後もAIは今まで以上のスピードで技術進化をする一方で、テクノロジーのコモディティ化が進みます。そんな中、サービスとしての優位性につながるのは、「自社でしか持ち得ないデータとコンテンツ」を用いたアプリケーション、サービスへの実装です。この2つは、私たちが創業時から積み上げてきた強みそのものです。現時点でオープンにできる情報は少ないのですが、データとコンテンツ、そしてAIの活用により明るい変化の積み重なる暮らしを提案することに挑んでいきます。
ヘルスケアとリテールテックで「新しい未来の食生活」を。「DELISH KITCHEN」は最高品質かつ世界で唯一のサービスへ
『トモニテ』が目指すのは、家族、行政、まち、事業者がともに手をとる子育てプラットフォーム。
「個の力」と「地方創生」で日本をエンパワーメントする。『TIMELINE』がつくる次の未来

そして、私たちのパーパスの実現は、1社では成し遂げることのできない目標です。広告主をはじめとする企業を含めたさまざまなステークホルダーへ、私たちのDXソリューションを提供し、プラットフォーム化により業界全体での課題解決をさらに推進します。エブリーの持つ3メディアが掲げているミッションの実現により、日本のすべての人に、そして世界のひとりひとりの暮らしに寄り添う企業へ成長することを目指しています。
日本最大のオンラインメディア×リテールメディアで 食品業界に「新しい未来のマーケティング」を。

エブリーとともに、圧倒的な成長を。そして、世代を代表する人材へ。

ーそんなエブリーがなぜ、新卒採用に注力するのでしょうか?

吉田:一言で言えば、若い人の力を信じているからです。MicrosoftもAppleもMetaも、今の時代を代表するサービスは20代の起業家が生み出したものです。私も20代のときにモバイルゲーム市場を、共同創業者の菅原も『DELISH KITCHEN』を生み出してきました。ライフスタイルは刻々と変化していきますが、10〜20代はそれが当たり前の中で生活していて、劇的な変化を起こすことができるはずだという思いが強いです。スタートアップで早く経験を積むことによって、「経験」と「思い」が重なったときに、次の世代を代表するようなサービスが生まれてくると思っているので、それを期待しています。

ーなぜ今ベンチャー企業を選ぶべきなのでしょうか?

吉田:ファーストキャリアの選択として、ベンチャーを選択した方が良い理由はたくさんありますが、特に①事業責任者としての経験②ビジネス領域③はたらく仲間を重視するべきだと思います。

まず1つ目は、事業責任者としての経験を積める可能性が比較的高いからです。終身雇用が終焉したとも言われる時代において、マーケットに求め続けられる人材として、若いうちから責任を持って一定の領域を推進した経験、マネジメントや事業の立ち上げに携わった経験が重視されています。その証拠に、近年では大手企業もベンチャー企業経験者を採用しようとしている傾向にあります。
成長産業では、解決したい課題の大きさと、その課題に取り組む人数が比例していないのが現状です。必然的に先人が少なく、より大きな課題に裁量権を持って挑むことができ、その中で成果を出せば年齢問わずに第一人者になることができます。事業が成熟している環境では40〜50代でやっと責任を持たせてもらえるところを、ベンチャー企業であれば20代でトップランナーになれる可能性があるわけです。

2つ目はベンチャー企業が担うビジネス領域です。今後、すべてのビジネス、サービスの進化は、テクノロジードリブンで変わっていくと言っても過言ではないと思います。企業の変革や拡大に欠かせないテクノロジーに近いベンチャーでの経験がキャリアの広がりには欠かせないと思いますね。

最後は一緒にはたらく仲間です。「周囲にいる5人の平均が自分」とも言われるように、人は時間を共に過ごすことが多い人間の影響を受けるものです。同じような成長意欲の高い、熱量を持った同期や年齢の近い同年代の優秀な先輩が集まる環境を選択することが、自らがなりたい自分に近づく最短の手段です。

私なりの考えを述べさせていただきましたが、一番経験を積むべきタイミングで、どんな環境に身を置くべきなのか考えてみることが大切かなと思います。

ーベンチャー企業はたくさんありますが、その中でもエブリーでは新卒はどのように活躍していけると思いますか?

吉田:エブリーは、今までのアセットを活用してtoC・toBに価値提供し続けられるか、また複数事業を運営していることでデータ的にシナジーを生み出し、さらに価値を高めていけるかということにチャレンジしています。これは大きなチャレンジで簡単なことではないですし、まだまだ課題はたくさんあります。
その分、成長環境があると思っていて、手を上げれば大きな課題や新規事業にも1年目から取り組める環境やカルチャーがあります。そして、エブリーには優秀で新しい力と一緒にやるのが好きな先輩が多い。そういう先輩の真横で仕事ができることは、皆さんの成長を必ず後押ししてくれます。

私は、個人でできないことを実現するのが会社だと考えています。いろんな職種のメンバーがいて、普通に生きていたら出会うこともコラボレーションすることもないような人たちが一緒に集まるからこそ、新しいプロダクトや事例が生まれると思っています。それが会社の強みであり、楽しさです。

私もエブリーの社員も、みなさんが吹き込む新しい風を求めています。次の世代を代表するようなサービスを生み出すことに、ぜひ一緒にチャレンジしていきましょう。


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